ナンパ | 駐在夫のHappyヒモLife

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人生は小説よりも奇なり。
~妻の海外異動に帯同した駐在夫のお話~

皆さん、こんにちは。

海外駐在帯同夫のオワナットです。コアラ



昨日、近くのカフェで飲み物を飲みながら文字通り何も考えずにボッーとしていると急に



「ここ座っても良いですか?」



と声をかけられた。

他の場所に席空いてるのになーと不思議に思いつつも断る理由も特段ないので「良いですよー!」と。



「日本人かと思ったので声かけさせてもらいました。僕、アメリカに来たばかりでまだあまり友達がいなくて。」という彼。



話を聞くとどうやらアメリカの大学目指して語学学校に来たばかりの人らしい。



誰かにこうやって声かけられることはないし、ましてやそれが日本人なんて!と思いながら少しお話をした。



話を聞くと中学生の頃からアメリカの大学に行くことを目指して、お金を貯めるために日本では通信制の高校に通い、昼間は働き夜は学校に行くという生活をしていたらしい。

そして念願叶って今年アメリカに来て、ここで更に英語を勉強した後、大学を受けることを考えているらしい。



すごい!と思いましたね。

アメリカに行くことは彼が中学の時から思い描いていたものでその為の費用を自分で捻出する覚悟を決め、その為に一番良い高校はどこかを選び、実際に今アメリカにいる。



いやー、19歳なのに立派だよ、君。

中学生の時の君から既に立派だよ、君。



とオジサンは少し感動しました。



なんか日本の子どもって自立してない人が多い気がしていて、



"親が"勉強しろ!って言うから勉強して(何故か"親が"塾を調べて)

"親が"ここに行ったら?って言うからこの中学/高校/大学を選んで(何故か"親が"学校を調べて)

"親が"このスポーツしたら?って言うからそのクラブチームに入って(何故か"親が"スポーツを選んで)

"親が"大企業か公務員に就職してほしいって言うからそこで就職して



みたいな自分の人生ではなく親の人生を歩んでるような人って結構見かけるんですよね。そこに主体性はあるのかい!みたいな子ども。環境は大事なので入口として親が助言することはありだが(例えば、お勉強したらどう?とか、何かやりたいスポーツとかある?とかね。)、そこから先もずっと口出しするのは個人的になんか腑に落ちない。



そういった子どもって親の意見にしか従ってきておらず、人生の中で自身で行ってきた意思決定回数が少なすぎて、大人になっても何か薄っぺらい気がするんですよね。判断も大体遅い。



そんな性質とは真逆の性質の彼に嬉しくなるとともに彼が言ってきた



「友達になってほしいです。年が近い遊べる友達が欲しくて。」


という言葉にも嬉しくなった。


























オジサン、君よりも10個ぐらい上だよ、って。笑



「20代前半かと思いました。」という彼に社交辞令だとは分かりつつも、おだてられて近くの木を登りかけてました。






せっかく憧れのアメリカに来たんだから日本人の友達よりも世界中から来ている友達を作ることに一生懸命になったほうが楽しそう!まだ始まったばかりだし、すぐできるよ!




と言い残し、お昼ご飯を食べに行こうー!と催促してくる妻のもとに走って帰りました。←自分の意思なんてない。笑



読んでいただき、ありがとうございます!