今年の10月に
父に電話をするという
チャレンジをした時があります
あんまり
仲良いわけじゃなくて
愛されてないよね、と
拗ねてたんだけど
もう
それやめよう、と決めて
電話したの
わたしの愛のカタチは
わたしが決める
そんな決心
父からの自立を
しようと思って
一本の電話をかけたおはなし
今朝は
知らない駅で降りてみた
その名も
六本木一丁目
大都会
事務所まで歩いて15分ほどのみち
思いの外
樹がたくさんあって
すごく気持ち良い
行きはこの駅から
少し歩いてもいいかな？なんて
思った
途中で大きな銀杏の樹に出会う
青森にある
大きな銀杏の樹をみにいきたい
と、思っていたけど
その樹に似た
大きな樹
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実は
家でトラブルがあったことも
そこを手放すことにしたことも
東京に出てきたことも
父に話してなかった
他にも話さなきゃいけないこともあった
怒られるかなぁ
どういう反応されるかな？と
ドキドキしながらも
このタイミングじゃないだろうか？と
銀杏の樹とわかれたときに
電話をかけてみた
案の定びっくりして
ええ！と大きな声は出したけど
事情を短く説明したら
そうか、と受け止めてくれた
そして
わたしは言わねばいけないことが
あった
お父さん
わたしのことすきだよね？
と
聞いてみた
わたしはずっと
父は自分にしか興味のないひと
だと思ってきた
いや、これはおそらく
ほんとうのことで
ある意味すごく正直なひとなのだ
しかし
娘としては
ちょっと納得のいかない件でもあり
どうせお父さんは
わたしのことなんか
興味もなければすきでもない
だから
わたしも興味もたない
と、思っていた
やられたらやりかえす
で、ある
でも
そろそろそんなこと
言ってられない
父も歳だし
わたしも中年だし
子供みたいなこといってないで
親離れしよう
と、決めたのだ
わたしのこと
すきだよね？
とわたしに聞かれた父は
わたしに
すきだよ
だいすきだよ
と、言った
わたしも
お父さんのこと
だいすきだよ
と伝えて
元気でね、と電話を切った
これがわたしの
愛おしきクソおやじとの決別である
自立するのだ
父の世界から
自立して
わたしの世界へ
歩き出すのだ
どうせすきじゃないんでしょ、と
拗ねるのをやめて
お父さんの好きのカタチを認めて
お父さんの好きのカタチからぬける
それは
わたしの
愛のカタチじゃない
わたしは
わたしの愛のカタチを生きる
Facebookより転載
