地球の運び屋
いく社長です
さあ
旅の物語を書こう
わたしの感じたままに書こう
と
決めた途端に
ポロポロ出てくるのは
常識や
今までに得た知識
ある程度構成を考えてから書く？
わたしのメニューも入れた方がいい？
自己紹介用の記事がいる？
あれや
これや
…
わかっているじゃないか
これが
わたしの
やる気を削ぐのだよ
とって出して
それから修正かけても可能よ
もしかしたら
初稿が1番新鮮かもしれないじゃん
起こったことを書くのだから
素直につづればいいのだ
おもしろくする必要も
読みやすくする必要も
そこには
ない
ただ
書いていく
わたしの感じる世界を
書いていく
魔法のような
不思議な時間を
言葉にうつしていく
大きな川の流れの一部分を
コップにいれて
眺めるように
コップに入れても
それはなお
川の流れの一部であること
この物語がどこから始まったのかは
もうわからないから
まずは
コップにくんで
その中身だけを
書くんだ
