もっと人はオモイをコトバにするべきだ、と思う社長です。

そもそも社長が社長と名乗ることになったきっかけもオモイをカタチにしてみたから。
で、社長、社長って呼ばれるうちになんとなく社長決定。
事業の開始は1年後くらいですが、確実に近づいてきていることを感じています。

さて、巡礼のたびをしているとたくさんの人に出会います。
日本人、他国のひと。
年配、中年、青年、などなど。
老若男女いろいろです。
その中で、わりと年をとった人は自分の話をストレートにします。
自分の生きてきた歩みを話してくれます。
こっちが聞かなくても話してくれるくらいに。
しかし!!
今回生まれて初めて聞いたフレーズ。
わたしの話なんか面白くないんですけど、聞いてくれるんですか?というフレーズ。
なんですと?!?
人の話は絶対に面白いに決まってる!!
わざわざ小説や漫画、ドラマや映画を見てまで人の話を聞きたがるのが人間なのに、自分の話が面白くないですと!?
びっくりしました。
彼女めちゃくちゃおもしろいんですよ。
会った瞬間面白い!ってわかるくらいおもしろい。
それなのに、わたしペラペラだったから…とかいうのです。
人の話は絶対に面白いから是非聞きたい!とせがみまして、半生を聞かせていただいたんです。
まぁ、全体的にきらきらしてて、でも悩んだり凹んだり、立ち直ったり、とにかく一生懸命生きてるんですよ!
すごく答えが出るまでのスピードがはやいひとなの!
もー、愛おしいじゃないの。

あんまり自分の話を人にしないみたいだった。
色々あったから…でにごしたりするみたい。こんな話は人が聞いてもつまらないだろうと思うようだった。
わたしは若い時に一晩中でも話を聞いてくれる行きつけのパブがあって、そこでマスター常連さんに色んな話を聞いてもらってたくさん励ましてもらった思い出があるんだけど、彼女たちの世代にはそういうところがないのかなぁ…と思ったり…。

自分に起こったこと、それで自分がどう思ったか、もっと人に話したらいいんじゃないかな?と思いました。
自分も含めてね。
自分のなにかが、だれかの欲しいものかもしれないのだから。
わたしの欲しいものが、だれかのなにかかもしれないのだから。

彼女はすごく素敵に人生を生きているのに、わたしなんか!って言ってた。
わたしからみたらめちゃくちゃ素敵な毎日なのに。
ドラマ化、むしろ映画化希望なのに。

でも、そういうことあるよね。
わたし好みのすごい美人に、わたしあなたの顔が好きなんですって言ったら、自分の顔が好きじゃなかったんだって言われたり、わたしの好きな性格の人にその性格が大好きだ!って言ったら自分の性格が悪くて嫌になると言われたり…。
これ言い始めるときりないな…。
とにかく、わたしの目からみたらみんなめちゃくちゃ素敵できらきらしてて、美しくてパワーに溢れてて、優秀で愛されてるのに悩んだり泣いたりしてた。

そのキレイさだけで生きていけるのに。
その強さだけで生きていけるのに。
そのやさしさだけで生きていけるのに。
その笑顔だけで生きていけるのに。
その聡明さだけで生きていけるのに。 
そんなに愛されているのに。
そのままでパーフェクトなのに!

わたしにそれがあったらどんなに良いかと思って、色んな人をみてはいいなぁ♡素敵だなぁ♡と思っているのに、その人はその素敵さにまあったく気付いてなかったりする。

世界はわたし。
みんなわたし。
素敵なひとに会えるのはわたしが素敵だから。
でも、素敵な人たちが自分を認められずにいたということは、わたしがわたしを認めていなかったからなのかしら?

世界はすべて鏡の世界。
旅の途中、彼女と話した2時間がわたしを新しい世界へ連れていってくれたのでした。

わたしがわたしのことを本当に認める事が出来てるなら、世界がわたしに教えてくれるはず。
こうなると、世界が動くのが楽しみになってくるのです。

思考ひとつで、生き方は変わる。
もっともっとわたしのために生きよう。
そしたら世界が変わるのだから。