「April in Moscow」 | こだわりのつっこみ

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素人が音楽、小説、映画などを自己中心的に語ります。

レベル:中学2~3年生レベルで1時間以内に読めると思います。


ジャンル:旅路での恋


あらすじ(背表紙から):

April Fox is very excited when the dance company she works for is invited to visit Moscow.

April has a very busy time there - dancing and seeing as much of the city as possible.

She also gets to know a young man called Nikolai...



面白さ:★★★★


※以下、結末まで話します。嫌な方は見ないでください。








April in Moscow (Penguin Joint Venture Readers)/Stephen Rabley
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内容:
ダンサーのエイプリルが所属するダンス団がモスクワでの招待公演の依頼を受けます。
エイプリルや、友人であり同じダンス団メンバーでもあるローラも含めた一行は、喜び勇んでモスクワの地へ飛び立ちます。

エイプリルとローラは公演日までの厳しい練習の最中、モスクワを観光したりロシアの雰囲気を味わいます。
その日もレッスンが終わると、2人はモスクワの小さな市場に向かうことに。
すると、英語が通じるサシャという男性店員と知り合い、とんとん拍子で彼の友人ニコライを含めた数人らと共に、郊外へ遊びに行くことになりました。

エイプリルはニコライと親密になるも、
モスクワへ戻って公演の準備をせねばならぬ時間となったことから、タイミング悪くニコライは告白一歩手前までで終わってしまいます。

公演は大成功、ショーの最中は夢中にダンスをしたエイプリルですが、やはりなんとなくニコライが気になってきます。

しかし、ニコライがどこに住んでいるのかも分からないし、自分も公演が終わったので帰国せねばならない。半ば、いや、ほとんど絶望。

モスクワを発つ日、その空港であきらめ状態のエイプリル。
すると誰かがエイプリルを呼び止めます。

そう、ニコライです。
ニコライは、エイプリルに包みを渡すと去っていきます。

感無量のエイプリル。飛行機内で包みを開けると、市場で売っていたかわいらしいオルゴールと手紙が。いわく、

「君に会いに、イングランドへ行ってもいいかい?」


感想:
いや~、思いっきりのベタベタな展開ですが、凄く好きですニコニコ

最初は、「エイプリル逃げて~、ニコライに襲われるぞ~」と思ったのですが、下衆の勘ぐり汗
ニコライは想像以上に純情で、エイプリルを愛したようです。