ボーイフレンド
男性が恋愛対象の男性が集まって共同生活をするという恋愛リアリティーショーです。
数ヶ月前から、カナダの周りの友達からも
「Netflixで日本のこんな番組が放送されるらしいよ!」
と言われていました。
興味はあったものの、放送が開始されるまで、少し懸念があったんです。
それは
「これまで日本のテレビでずーっと描かれていた『ピエロのようなゲイ』を押し付ける編集だったら嫌だな」
という気持ちでした。
オネエという言葉でまとめられてきた、面白い物・珍しいものを見るような描き方だったら、それはなんの『リアリティ』もない。ま、リアリティーショー自体、演出ばかりですが
さて、第一話をみた感想は・・・。
思ったより悪くない
なていうんだろう、
「私たちは、あなたの周りに普通に存在していますよ」
という雰囲気があって、いい意味で『特別』じゃないと言えばよいでしょうか。
一般的に異性が恋愛対象のリアリティーショーを、ただ同性相手が恋愛対象の人を集めただけっていう感じに安心しました。
最新話まで見たカナディアンのゲイ友達から
「ボーイフレンド見た!? 一人一人の生い立ちなどのストーリーに、何度かウルッと来ちゃったよ」
という連絡も。
私はまだそこまで進んでいないので、これから見るのが楽しみです
ただ気になるところがあるんです。
それが、リアリティーショーで起こりやすい炎上。
リアリティーショーの多くが、番組を盛り上げるために「悪役」というのを作ることがよくあるんですよね。 嫌われ役とも言えるでしょうか。 こういう人がいることによって番組が盛り上がる。
過去に日本では、これによって命を絶った方もいらっしゃいました。
マイノリティーとして顔を出してテレビ出演し、それだけで色々いう人はいる。それに加えて、何か攻撃されるような描き方があれば、その人の精神的負担はどれだけになるんだろうという不安がどうしても拭えません。
こういった事に対するメンタルのフォローも番組がきちんとしてくれている事を願います。
カナダでは、現在、Farming for Loveという恋愛リアリティー番組が放送中!
4人の農家さんにフューチャーし、それぞれのパートナーを見つけるという内容の番組なんですが、そのうちの1人がゲイ男性で、そのパートナー候補もみなさん男性