こんにちは!
日本代表大好きな片山です。
日本代表とは言っても日本A代表ではなく世代別日本代表です。
さてこの度AFC U19選手権に臨むU19日本代表メンバーが発表されましたね!
AFCU19選手権ってなんやねん って方へ。
この大会は、ベスト4以上に入ることで翌年のU20ワールドカップへの出場権を得ることができる、
1995年1月1日生まれ以降を対象とした2年おきに開催されるサッカーの大会です。
このAFCU19選手権で、
日本代表が優勝したことは1度もありません。
日本サッカー全体が歴史上唯一アジアで獲得していないタイトル、それがこのAFCU19選手権なのです。
しかも、2009年の香川、柿谷世代、2011年の宇佐美世代、2013年の久保、岩波世代ら
がことごとくベスト4入りできず、U20ワールドカップへの切符を逃しています。
最後に日本がU20ワールドカップに出場したのは2007年の内田篤人や柏木陽介らの世代が最後なのです・・・。
流石の日本サッカー協会もこれではいかんと思ったのか、
今年は絶対にU19AFC選手権を制覇すべく強化を重ねてきました。
どれくらい本気かというと、U20ワールドカップの出場権を獲ったら(ベスト4進出)
セレッソが南野拓実を返せと要求したのですが、それを拒否したくらい本気です。
セレッソさんごめんね。
さて、ここではそんなU19日本代表精鋭メンバー23人のうち21人を高校時代から観てる僕が
メンバーを紹介していこうと思います。
これを見て少しでも詳しくなっていただけたら幸いです。
長くなりますが、お付き合いください。m(_ _)m
GK 中村 航輔(柏レイソルU18ー柏レイソル) 184cm/72kg
2年前のU19日本代表でも飛び級で選出されスタメンで出た逸材GK。もちろん今回も正守護神が濃厚。
足元の技術はフィールドプレーヤーに劣らないくらい高いと言われてます。
柏レイソルの下部組織最高傑作と呼ばれていますが、GKはスタメンとってナンボです。
頑張ってJリーグでもレギュラー獲っていただきたい。
あとよく指を骨折するので、気をつけて欲しいです。小魚食べよう。
GK 高木和 徹(清水エスパルスユースー清水エスパルス)184cm/80kg
ハイボールに強いGK。安定感もあり、昨年のクラ選で我が京都サンガU18が高木和にシャットアウトされて敗れたのが印象に残ってます。
「たかぎ かずてつ」ではなく「たかぎわ とおる」です。お間違えのないよう。
GK吉丸 絢梓(けんしん) (ヴィッセル神戸U18ーヴィッセル神戸)183cm/72kg
このGK3人の中では一番見てるんですけど、羨ましくなるくらいいいGKですね。
神戸ユースの試合を観たTifosiメンバーもみんな吉丸スゴイって言います。
キャッチングの意識が高くて、下手に弾かないところが好きです。
パントキックの精度が良いので、長らくGKに悩んできた神戸サポにとっての清涼剤になって欲しいですね。神戸のGKコーチシジマールさんも吉丸を高く評価してるみたいです。
冬のU18日本代表ロシア遠征では正守護神としてチームを優勝に導いてくれました。
次はDF。
CB三浦 弦太 (大阪桐蔭高校ー清水エスパルス) 182cm 77kg
高校時代から見てるわけではないんですが、既にJリーグでもよくメンバー入りしてますよね。
体も強いし足もそこそこ速くてこの代表のCBでは一番安心して見れる、守備の柱です。
ベトナム遠征ではロベカル系ドッカンFKもぶっ放していました。
清水の写真の照明係さん、暗いっす
CB内山 裕貴(コンサドーレ札幌U18ーコンサドーレ札幌) 183cm 69kg
攻撃を組み立てる能力が高い(らしい)CB。
ユース時代は評判良かったんですが、プロ入りして壁に当たっているみたいなので
アジア、そして世界を経験して壁を破って欲しいですね。
よく声を出して味方を鼓舞していた印象があります。
右SB 広瀬 陸斗(浦和レッズユースー水戸ホーリーホック) 172cm 59kg
浦和レッズの下部組織育ち。トップ昇格はできなかったものの、
J2水戸で即レギュラーを取って大活躍してます。
ユースの時はシャドーストライカーでしたが、高いキック精度を生かし
この日本代表でも水戸でも不動の右SBとして活躍しています。
左SB 宮原 和也(サンフレッチェ広島ユースーサンフレッチェ広島) 172cm 65kg
イケメン守備職人。
身長が低いのでよく誤解されるのですが、本職はセンターバックです。
昨年のU17ワールドカップでも抜群の安定感のある守備と顔面を披露してました。
今回の代表にはなんと本職左サイドバックが0人ということで、おそらく宮原が左SBを担当するのではないでしょうか。技術が高いのでボランチも出来ます。
CB 中谷 進之介(柏レイソルU18ー柏レイソル) 182cm75kg
空中戦も強くてロングフィードも出せるCB。
内山とCBのポジション争いになると思われますが、ほぼ互角だと思います。
どちらがスタメンを取るか予想は難しい。
ユース時代、ブラジル遠征でブラジルメディアに対して現地女性の胸のサイズが凄いと熱く語っていたのが印象に残っています。
頑張れ!おっぱい之介!
右SB 石田崚真(ジュビロ磐田U18) 168cm 62kg
抜群のスタミナを持っていて何度も上下動できる右SBです。
足も速かった。いわゆる長友2世というやつです。
CB 茂木(もてぎ) 力也(浦和レッズユース) 174cm 67kg
浦和ユースではボランチですが、日本代表ではセンターバック起用がほどんど。
足元が上手くて、キック力を生かしたフィードでの展開が持ち味です。
直接FKも狙える選手。
左SB 坂井 大将(だいすけ) (大分トリニータU18) 165cm 59kg
なんと1997年生まれ。もちろん最年少。しかも2020年の東京五輪出場資格持ちなので飛び級と言っても良いですね。
日本代表に詳しい方なら、坂井くんが今年のブラジルワールドカップに帯同していたということは知っているのではないでしょうか?
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140513/189465.html
便利屋的に使われていて本職も持ち味もいまいちよくわからないのですが、
おそらく左SBのバックアップになるのではないかと思います。
次はMF。
攻撃的ボランチ 望月 嶺臣(レオ) (野洲高校ー名古屋グランパス)167cm 57kg
野洲高校出身のパスの天才。前々回のU17ワールドカップでは世界を驚かせた吉武サッカーの中心選手として鳴り物入りで名古屋グランパスに入団しましたが、プロのフィジカルの壁にぶち当たってしまい、
非常に苦労しているようですが、なんとかこの代表に滑り込みました。
セレッソのキムソンジュンに似てると自分の中で話題に。
↓セレッソのキムソンジュン
攻撃的ボランチ 松本 昌也(JFAアカデミー福島ー大分トリニータ)173cm 64kg
俺の松本昌也こと、松本昌也。
2年前、惜しくも準々決勝で敗退したこのU19AFC選手権を飛び級で経験した、貴重なプレイヤー。
その悔しさ、経験をみんなに伝えてやってほしい。
ボランチなのにガンガン前に飛び出していくスタイルは諸刃の剣。
彼と組むボランチは、うん、頑張ってください。
両足使えるので2年前は左利きと勘違いしてましたが、右利きです。
サイドアタッカー 関根 貴大(浦和レッズユースー浦和レッズ) 167cm 61kg
浦和でも既に戦力として計算されている高速のアタッカー。
この代表では右サイドでスタメンだと思われます。
スピードならこの代表で最速か?
右サイドをぶっちぎれ。
アタッカー 金子 翔太(JFAアカデミー福島ー清水エスパルス) 162cm 58kg
162cmの小さな体から放たれる正確なシュートが武器のアタッカー。
得点力が抜群に高く、攻撃的ポジションならどこでもできる。
この代表ではトップ下、または左サイドでスタメンか?
高2時(東北プリンス1部)、高3時(プレミアリーグEAST)と連続で得点王を獲得した怪物。
好きなタイプの選手なので頑張って欲しいです。もちろん清水でも。
ボランチ 川辺 駿(サンフレッチェ広島ユースーサンフレッチェ広島) 175cm 70kg
48試合22ゴール。これが彼の3年間のユース時代の成績。
ポジション?ボランチです。
おかげでユース時代はボランチだったのに広島トップチームではシャドーになりました。
この代表ではチームの核となるボランチでスタメンが予想されます。
8月のSBSカップでは、この代表メンバーの中でも、特にちょっと別格の力を持っている方に入るのではないかと思わせるプレーでした。
アタッカー 高木大輔(東京ヴェルディユースー東京ヴェルディ) 170cm 64kg
元プロ野球選手高木豊が育てた高木3兄弟の末っ子。
どうやらこの末っ子大輔が一番期待されてるみたいです。
ユース時代観てるのに実はあんまりよく知らないことに気づきました。
こないだのベトナム遠征ではSBコンバートもされてました。
アタッカー 奥川 雅也 (京都サンガU18)
我らが京都サンガU18のエース。和製ネイマール。ネイマール信者。
左サイドハーフですが、今季17試合13ゴールと大爆発。
以前は都市伝説扱いされていたのですが、先日のベトナム遠征では圧倒的な攻撃力を見せつけて得点王を獲得し、懐疑的な目をしていた人々を黙らせ、見事この代表にも選出。
その奥川のゴールがこちら。http://www.youtube.com/watch?v=jw1SJAEQvOY
奥川については既にTifosiブログで特集しておりますのでこちらを参照下さい。
当ブログの検索ワードランキング1位を3ヶ月に渡って独走する男でもあります(笑)
なんとフランスにも奥川のファンがいるほど。
このチームでも最高クラスの攻撃力を持つものの、守備に難が大アリなのでスーパーサブ起用か?
ボランチ 井手口 陽介(ガンバ大阪ユースーガンバ大阪)
今年高校3年生ですが、ガンバ大阪トップチームに飛び級で昇格してしまいました。
高1でガンバユースの10番を背負って活躍したのがつい最近のようです。
攻守にわたって高いセンスを持ちますが、ちょっと軽いところがあるのでしっかり!
ミドルシュートも上手い。
疲れてきました。さてさてFW。
FW 南野 拓実(セレッソ大阪U18ーセレッソ大阪) 174cm 67kg
まぁここまで飽きずに読んでいる程度にはサッカーが好きなあなたには説明不要ですよね。
このチームのエースとしての働きが期待されます。
セレッソでは左サイドですが、このチームではセカンドトップまたはトップ下でのプレーになります。
FW 越智 大和(サンフレッチェ広島ユースー産業能率大学) 171cm58kg
地味にこの代表立ち上げ当初からずっとセンターフォワードの座に座り続ける男。
広島トップチームに上がれなかったので様々なクラブの練習に参加し続けている途中に大怪我を負ってしまい
プロ入りを逃してしまった不運な男。
高1の時、25cmほど上のハーフナーニッキに空中戦で競り勝った伝説を持つ男。
今回でもスタメンFWを張ると思われる男。
FW オナイウ 阿道(あど) (正智深谷高校ージェフ千葉) 179cm 73kg
今年8月にプロデビューし、強靭な体の強さを生かして活躍。
そして初めての日本代表選出がこの大事なU19AFC選手権。
負傷した大型FW宮市 剛(湘南)の代役として体を張ってくれることを期待しています。
先日のベトナム遠征に行った選手のデータはけっこう他国に分析されていると思うので、秘密兵器としても期待。
FW 北川 航也 (清水エスパルスユース) 178cm 75kg
抜群のスピード、キレキレのドリブル、豪快なシュート、強いフィジカルを兼ね備えた
スーパーストライカー・・・でしたが、今年春のスペイン遠征で全治4、5ヶ月級の大怪我。
元のコンディションに戻すのは難しい・・・と思われていましたが、先日のベトナム遠征で
なんとか復帰。それでも正直怪我する前の75%くらいまでしか戻っていないように見えますが、
それでも選ばれたのは日本が北川航也に期待しているから。
北川の復活が最大の補強。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
U19日本代表の試合は、10月9日に中国、10月11日にベトナム、10月13日に韓国
とグループリーグを戦います。CSテレ朝チャンネルで放送されますので、観れる環境のある方は是非観てください!
見れない環境の方も、気持ちだけでいいので応援お願いします!
予想スタメンはこちら。