昨日の記事の補足説明なんですが、

リフター使用の危険ってどこだと思いますか?


転落だけじゃないですよ?

もちろん、転落は一番大きなリスクです。


しかし、その他にも

スリング使用での皮膚剥離、

床走行式リフターでの

入居者の足を支柱にぶつけてしまうこと、

入居者の指がスリングやフックに絡まること、

フックのよこの棒が入居者の顔に当たったり、

前傾の入居者の顔が吊り下げている横の棒より前に来て挟まったり

などなど

転落だけでなくその他にも危険があります。


やっぱり二人介助でなければならないと思いますよ、私は。


ダブルチェックのための2人介助。


大きな事故が起きて、

ニュースとかになっちゃって


きゃーやっぱりリフターって危ない!

ってなって

やっぱり使うのやめよう

なんてことにならないことを祈ります。


リフターは、正しい使い方をすれば安全です。

一人で使うのは正しい使い方だとは私は思いません。

人件費をケチりますか?

それとも事故が起きて訴えられてから

お金を使いますか?


介護士の人員配置の配慮をしておらず

一人で使うのを黙認して

事故が起きたら

それは施設側の責任だと思いますよ、私は。


繰り返しますが、リフターは正しい使い方をすれば安全です。

職員の腰痛予防にも多大な効果があるし

入居者の拘縮改善、予防にも効果があるし、

離床を促せたり

お風呂にも入れたり

たくさん効果があるんです。

ぜひ、正しく使って快適に乗れるような環境を整えてください