私が思う、
新人介護士が
入りやすいと思われる介護施設。
日本で、です。
1.とにかく新しい。
私は2軒の老人ホームに
オープニングスタッフで入りました。
みんな新しいスタッフばかりで経験者は1/3くらいだったかな。
横並びでよーいどんではじめるうえ、
最初の1ヶ月くらいは満床ではないため、
比較的いろいろゆっくり学びやすいかも。
それが無理なら、建ってから3年以内のところでもいいかもしれません。
オープニングのところはある程度職員が選んであると思います。
(もうそうゆう時代でもなくなったかな~)
新卒の子もたくさん。
しかも、主任はどこかから引き抜いて、来てもらうみたいなところもあるし。
とにもかくにも、
「ワークカルチャーがまだできていない」
というところに
最大のポイントがあります。
3年以内の介護士の離職率は50%ともいわれています。
とすると、3年以内に半分が入れ替わるということ。
入れ替わるどころか、十分人数が入らないなんてことも。
ということは、
3年以上のところはもともと人が足りてないところである可能性もあるわけで。
主任もかわっちゃうところもあるわけで。
そして、主任が辞めたら、まったくカラーが変わってしまうところもありますから。
いい意味でも悪い意味でも。
2.タイムシートがきっちりしているところ
自分の名前の札をひっくり返すとか
はたまた台帳にサインするだけとかで出退勤を記録するところは
残業代が払われないことがあるかもしれません。
そうでないところもあると思いますが。
聞きにくいとは思いますが、
面接時に残業代はもらえるのかどうか聞くのも手です。
何度もいいますが、聞きにくいことを聞いて落とされたとしても、
職を得られるチャンスはほかにもたくさんある。
それが、介護士です。
3.先輩がきちんと教えてくれる
たいてい、私が聞くところでは正社員ではいれば
新人介護士なら1ヶ月くらい先輩について回ると思います。
右も左もわからないまま現場に放り込まれても
わからないですもんね。
いろんな先輩について、わからないところは自分で積極的に質問し、
(暦が長くなるほど、新人が何をわからないのかもわからなくなってくる上、
業務も忙しいので、教えるのがひょっとしたらおろそかになる可能性もあります。
かならず、自分からわからないところがあれば聞くこと。
ぼさっと立っていて教えてくれるということはありません。
それと、先輩をもしくはほかの先輩を批判するような質問はしないこと。)
有意義な1ヶ月を過ごしましょう。研修期間が短いところもあるかもしれないけど。
でもやっぱりこの先輩ってちゃんとわかってるかなぁ?とか、
端折りのしかたばっかりとか、この対応ってどうよ?
って人が多いようなところはやばいかもしれません。
4.(3に付随して)先輩たちが入居者にどう接しているか。
私の前の記事にも書きましたが、こちら
私はその施設のワークカルチャーを作るのは
上司とベテラン介護士だと思ってます。
すでに働いている職員の対応がいいかわるいか、
それもワークカルチャー。
それがベテランや主任クラスの介護士でなくても、
その人たちがもし悪い対応をしたとき、新人介護士を注意しなければ、
それもまた、そこのワークカルチャー。
いろんな意味で、あなたはそこのカラーに染まらなくてはいけません。
そこに染まっていいのかどうか、よく見ましょう。
5.上の人と介護士のコミュニケーション。
たとえ介護士が足りなくても
何も知らない人を一から教えるのは大変なもの。
最初の3ヶ月なんて、新人が入れば正直、
1人の職員とはカウントできません。
しかしながら、残念な施設では
「ほら、人がほしいっていったから一人入れたぞ(入れてやったぞ)」
的な上の方がいるところもあります。
大体、こうゆう所は
上と介護士の間に確執があったり。。。
(こうゆうケースがあると大体、上に不信感持つよね)
それと
相談員やナースとの関係性にも注目です。
日本の特別養護老人ホームでは(老健はまったく別物)
「介護」が中心ですから、
介護が中心にきちんと機能しているか、
っていうところも注目ポイントかと思います。
要は「助け合い」です。
もちつもたれつ。
そこに信頼関係があって、
先輩が和気藹々と相談員やナースとお話できているようであれば、
大丈夫なんじゃないかな。
(先輩が影で相談員やナースの悪口言う場合もあるから気をつけて)
6.そして、もちろん、介護士間の人間関係。
ちょっとくらいのいざこざはあるものです。
全員が仲良しなんてことはほとんどありません。
しかしながら、あまりに仲が悪いとか
業務に支障をきたすようだと難しいですね。。
ただこればっかりはすぐにはわからない場合が多いので、
時間がかかります。
入る前にまずは見学に行かせてもらうか、
(見学に行く前に1はすでにわかりますよね)
面接の後なんかに、ちょっと見学させてもらうと
雰囲気がわかると思います。
そのときチェックできることは
職員の挨拶ができるか、
入居者の顔はどうか、
職員がはつらつとしているか、
職員の入居者への対応、話し方、
くらいじゃないですかね。
それだけでも、結構なヒントになると思います。
あ、そうそう、
もうひとつポイント。
見学するとき、案内してくれるのはたいてい、
相談員さんか、上司の方、事務の方とかだったりしますが、
その方たちの入居者に対する態度も注目かも。
案内してくれている間に
入居者と立ち止まってお話したり、
入居者の家族とフレンドリーにお話しているところは
ポイントが高いです。
介護だけじゃなく、ほかの部署の人もきちんと現場を理解する用意があるということですから。
*超個人的ですが
施設長が入居者とフレンドリーにお話できるところは
超ポイント高い!
昨日の記事の補足ですが。
大体介護士の場合、
不規則勤務で(施設なら夜勤あり)
月に希望を聞いてくれるのは3日くらいです。
それ以上希望をしたいときは
面接時に理由も添えていっておいたほうが身のためかと思います。
(いっておかないと先輩から文句言われる可能性あり。)
これらは、私の勝手な意見によるものですので、
当てはまらないところもたくさんあるかと思いますし、
古い施設でもよい職員はたくさん働いているところはありますし、
古くてもよい施設もたくさんあると思います。
ただ、新人介護士にとっては新しいほうが入りやすいかなと思った次第です。

イラスト ニョエ https://www.facebook.com/Noenoe-art-work-507839949253834/?fref=ts
たとえ最初はかたつむりみたいにゆっくりしかできないと思っても、
気がついたら一人前になってるから、がんばれ!
新人介護士が
入りやすいと思われる介護施設。
日本で、です。
1.とにかく新しい。
私は2軒の老人ホームに
オープニングスタッフで入りました。
みんな新しいスタッフばかりで経験者は1/3くらいだったかな。
横並びでよーいどんではじめるうえ、
最初の1ヶ月くらいは満床ではないため、
比較的いろいろゆっくり学びやすいかも。
それが無理なら、建ってから3年以内のところでもいいかもしれません。
オープニングのところはある程度職員が選んであると思います。
(もうそうゆう時代でもなくなったかな~)
新卒の子もたくさん。
しかも、主任はどこかから引き抜いて、来てもらうみたいなところもあるし。
とにもかくにも、
「ワークカルチャーがまだできていない」
というところに
最大のポイントがあります。
3年以内の介護士の離職率は50%ともいわれています。
とすると、3年以内に半分が入れ替わるということ。
入れ替わるどころか、十分人数が入らないなんてことも。
ということは、
3年以上のところはもともと人が足りてないところである可能性もあるわけで。
主任もかわっちゃうところもあるわけで。
そして、主任が辞めたら、まったくカラーが変わってしまうところもありますから。
いい意味でも悪い意味でも。
2.タイムシートがきっちりしているところ
自分の名前の札をひっくり返すとか
はたまた台帳にサインするだけとかで出退勤を記録するところは
残業代が払われないことがあるかもしれません。
そうでないところもあると思いますが。
聞きにくいとは思いますが、
面接時に残業代はもらえるのかどうか聞くのも手です。
何度もいいますが、聞きにくいことを聞いて落とされたとしても、
職を得られるチャンスはほかにもたくさんある。
それが、介護士です。
3.先輩がきちんと教えてくれる
たいてい、私が聞くところでは正社員ではいれば
新人介護士なら1ヶ月くらい先輩について回ると思います。
右も左もわからないまま現場に放り込まれても
わからないですもんね。
いろんな先輩について、わからないところは自分で積極的に質問し、
(暦が長くなるほど、新人が何をわからないのかもわからなくなってくる上、
業務も忙しいので、教えるのがひょっとしたらおろそかになる可能性もあります。
かならず、自分からわからないところがあれば聞くこと。
ぼさっと立っていて教えてくれるということはありません。
それと、先輩をもしくはほかの先輩を批判するような質問はしないこと。)
有意義な1ヶ月を過ごしましょう。研修期間が短いところもあるかもしれないけど。
でもやっぱりこの先輩ってちゃんとわかってるかなぁ?とか、
端折りのしかたばっかりとか、この対応ってどうよ?
って人が多いようなところはやばいかもしれません。
4.(3に付随して)先輩たちが入居者にどう接しているか。
私の前の記事にも書きましたが、こちら
私はその施設のワークカルチャーを作るのは
上司とベテラン介護士だと思ってます。
すでに働いている職員の対応がいいかわるいか、
それもワークカルチャー。
それがベテランや主任クラスの介護士でなくても、
その人たちがもし悪い対応をしたとき、新人介護士を注意しなければ、
それもまた、そこのワークカルチャー。
いろんな意味で、あなたはそこのカラーに染まらなくてはいけません。
そこに染まっていいのかどうか、よく見ましょう。
5.上の人と介護士のコミュニケーション。
たとえ介護士が足りなくても
何も知らない人を一から教えるのは大変なもの。
最初の3ヶ月なんて、新人が入れば正直、
1人の職員とはカウントできません。
しかしながら、残念な施設では
「ほら、人がほしいっていったから一人入れたぞ(入れてやったぞ)」
的な上の方がいるところもあります。
大体、こうゆう所は
上と介護士の間に確執があったり。。。
(こうゆうケースがあると大体、上に不信感持つよね)
それと
相談員やナースとの関係性にも注目です。
日本の特別養護老人ホームでは(老健はまったく別物)
「介護」が中心ですから、
介護が中心にきちんと機能しているか、
っていうところも注目ポイントかと思います。
要は「助け合い」です。
もちつもたれつ。
そこに信頼関係があって、
先輩が和気藹々と相談員やナースとお話できているようであれば、
大丈夫なんじゃないかな。
(先輩が影で相談員やナースの悪口言う場合もあるから気をつけて)
6.そして、もちろん、介護士間の人間関係。
ちょっとくらいのいざこざはあるものです。
全員が仲良しなんてことはほとんどありません。
しかしながら、あまりに仲が悪いとか
業務に支障をきたすようだと難しいですね。。
ただこればっかりはすぐにはわからない場合が多いので、
時間がかかります。
入る前にまずは見学に行かせてもらうか、
(見学に行く前に1はすでにわかりますよね)
面接の後なんかに、ちょっと見学させてもらうと
雰囲気がわかると思います。
そのときチェックできることは
職員の挨拶ができるか、
入居者の顔はどうか、
職員がはつらつとしているか、
職員の入居者への対応、話し方、
くらいじゃないですかね。
それだけでも、結構なヒントになると思います。
あ、そうそう、
もうひとつポイント。
見学するとき、案内してくれるのはたいてい、
相談員さんか、上司の方、事務の方とかだったりしますが、
その方たちの入居者に対する態度も注目かも。
案内してくれている間に
入居者と立ち止まってお話したり、
入居者の家族とフレンドリーにお話しているところは
ポイントが高いです。
介護だけじゃなく、ほかの部署の人もきちんと現場を理解する用意があるということですから。
*超個人的ですが
施設長が入居者とフレンドリーにお話できるところは
超ポイント高い!
昨日の記事の補足ですが。
大体介護士の場合、
不規則勤務で(施設なら夜勤あり)
月に希望を聞いてくれるのは3日くらいです。
それ以上希望をしたいときは
面接時に理由も添えていっておいたほうが身のためかと思います。
(いっておかないと先輩から文句言われる可能性あり。)
これらは、私の勝手な意見によるものですので、
当てはまらないところもたくさんあるかと思いますし、
古い施設でもよい職員はたくさん働いているところはありますし、
古くてもよい施設もたくさんあると思います。
ただ、新人介護士にとっては新しいほうが入りやすいかなと思った次第です。

イラスト ニョエ https://www.facebook.com/Noenoe-art-work-507839949253834/?fref=ts
たとえ最初はかたつむりみたいにゆっくりしかできないと思っても、
気がついたら一人前になってるから、がんばれ!