ブログを以前から購読してくださってる方は

ご存知だとは思いますが、

私、

南オーストラリア看護連盟公認

マニュアルハンドリングインストラクター


でございます。


マニュアルハンドリングとは、

各働く分野で違うのですが、

ヘルスケア関連で働く人たちのマニュアルハンドリングでは

患者さん、入居者さんの移乗、体位交換をはじめ、

たたせ方、歩かせ方、座らせ方など

人の「ハンドリング」技術です。


オーストラリアは基本的に

立てない方を無理やり立たせたり、持ち上げたりしません。


基本、そうゆう方にはリフターを使用。

リフターの使用方法を習うのも、

マニュアルハンドリング講習の大きな軸です。


それと、スライドシート。

ほんとうにこいつは使えるやつです。

日本でもそのうちブームになるでしょうな。

月額100円で借りれるんですってよ、貸与の対象だそうですよ、日本では。

一回に一枚、いかがでしょうかぁ~~♪



介護に使うのはもちろんのこと、

引越しや家具の移動なんかにも使えちゃいます。



それが、

大まかな使い方はどの施設、病院でも一緒なんですが、

細部の技術は実は人によって違うんです。


習った先生によってもほんの少しずつ違ったりします。


たとえばそれが、

手の添え方だったり、

手を添える位置だったり、

握る角度だったり?


ほんっとに細かいんですが、

違ったりするんです。


そして、マニュアルハンドリングは

今でも進化中!


なので、どの施設でも1年に一度必ず講習を受けて、

更新していかないといけないんですが、

去年のともまた少し違う、なんてことがあったりして。


そしてまた、それを現場に生かしてみて、

これいいなぁ~~って思ったりして。


私も7年のオーストラリアでの介護暦で

いろんなことを習うと同時に

こうゆう場合にはこうしたほうがいいとか、

独自のこだわりが出てきたりして、

ある意味独自の?マニュアルハンドリングを

編み出しています。(何度もいいますが、大筋は一緒ですから)



それに、ところ変わればマニュアルハンドリングも違う。


たとえば、南オーストラリアと

ビクトリア(メルボルンがある州)と

クイーンズランド(ケアンズやブリスベンがある州)で

やり方が違ったりする。

大幅にではないですけども。


まぁ、州によってガイドラインが違うから違ってくるのも当たり前かもしれませんが。


また5年後、10年後にはマニュアルハンドリング技術が

変わってるんでしょうね。


そのころには天井走行式リフトが当たり前になってるかもしれないから、

またそうなったらマニュアルハンドリングも変わってくるんでしょう。


これからも追い続けないといけない課題ですね。








イラスト ニョエ https://www.facebook.com/Noenoe-art-work-507839949253834/