今日は、

介護の話ではなく、

子供の話です。


先日、うちの娘のアレルギー検査がありまして、

ピーナッツ(ほかのナッツはアレルギーなしと結果が出ました)



前からあった卵(数値が上がった(泣))

に加え、

キウイフルーツ

が結構大きな反応が出て、



エピペン処方されました。


そして、もう病院、保育園では

そういう子がいたら当たり前の

「アクションプラン」

というものがあって、こんなの↓





何にどんな反応が出る可能性があるか

(全部のアレルギーは調べられないので、
知る限り、ですが)

何を飲ませる、もしくは使うべきか、

という指示書?

みたいなものが

専門医から出されます。

(アクションプランの右側は こんな反応がでますという例が書いてあります)



アレルギーがあるといえば、

「当然、アクションプランはあるんですよね?」

という保育園。


エピペンもできれば、保育園で保存したいといわれました。
(でも、2本しか処方箋でないので無理です。。。保育園、2箇所行ってるので)

そして、

園児の薬は必ずかぎのある引き出しに。

お帰りがもうすぐでも親に直接渡すまでは

絶対にかばんに入れたりしません。


アクションプランは即座に各部署にコピーされ、

先生の話では

娘の入っているトドラールーム(2~3歳児の教室)では

キウイフルーツフリー

(キウイフルーツ自体を全員出さない)

にする方針になると思う、

といっておりました。


ナッツフリーは

すでに全保育園、小学校では

常識。


なのである意味、保育園では

ナッツアレルギーは無視しても大丈夫、みたいな。


ただし、アレルギーがある子は

ほかの食物でもアレルギーがある可能性があるので

注意が必要。


さらに。

抗ヒスタミン剤は薬局で処方箋がなくても買えるのですが、

「薬に名前のステッカー貼ってほしいから、

医師に処方箋かいてもらってから薬局にいってね」

とのことで、

わざわざドクターに会いに行き、

薬局の人にはお願いして、

箱と、中身のボトルの両方にステッカーを貼ってもらい、

これで完璧!





その保育園では、教室に何気なく飾ってある園児の一人ひとりの

顔写真に、一目でアレルギーありとわかる工夫がしてありました。


顔写真自体は7×10センチくらいの小さなものなんですが、

それが少し大きめの色画用紙に貼ってあり、名前が書いてあります。

不自然ではないように、いろんな色の画用紙の台紙があるのですが、

アレルギーがある子だけ、かならず赤なんだそうです。


赤があったら気をつけろ!

アクションプラン見ろ!


ということなんでしょう。



今日説明したら、

ナッツだけじゃないのか~~

というシビアな感じが

先生や園長から伝わってきましたが、

絶対に触らないような対策が取られるようなので、

親としても安心だし、

職員も気をつけなくても最初から「ない」ので

むしろ働きやすいですよね。


これが、

オーストラリアの

「リスクマネージメント」


でございます。