前からなんとなく思ってたことなんですけど、

ベッドと介護士の腰痛の関係。


ベッドの上げ下げって日本ではほとんどしなかったなぁ。

オーストラリアでは普通です。

むしろ、腰痛予防的にしなくてはならない、みたいな。


そこで思うこと。


ベッドの種類によって

めんどくささが違うってこと。


一分一秒を争う、介護士の仕事は

少しでも「面倒くさい」

と思ったらまずやらない。


というわけで、

まず、手動でまわして上げ下げするようなベッドは

ほぼほぼ使わないんじゃないでしょうか?

むしろ、ベッドの上に介護士がひざついちゃうパターン多くないですか。


あと、

電動でもやたら動くのが遅いのは使わなくなります。

そのちょっとの時間が、介護士は待てないんです!



いろんなベッドを使ってみて、

一番よかったなぁ~


と思うのは、


そこそこの速さで動いて、

頭のギャッジアップ・ダウンと

ベッドの高さ



同時に、


変えられるベッド!


これが一番便利だと思いました!

(意外になくないですか? 同時にって。頭だけ、高さだけは動かせても。

二つ同時にってあんまりないかもと思ったりします。)

ついでに言うと、そのリモコンのコードは長めがいい!!

上げ下げしている間にほかのちょっとした作業ができるから。

介護士はいつでもマルチタスクを強いられますからね。


こんなベッドだったら、まだ使ってくれるかもしれない。

日本の忙しい介護士さんでも。


すでに使ってらっしゃる方々はすいませんね。

だけど、まだ手動ベッドが主流ってところも

きっとあるはず!





後は

今後のために床走行式リフトの足が

スムーズに入るベッドがあるといいなぁ~~と思います。


「低床」と呼ばれるベッドは

ベッドの下のスペースがほとんどあいておらず、

リフターが使えないのではと思ったり。

(天井走行式リフターならどこでもOKですが

設置に莫大なお金がかかります)



腰痛を少しでも軽減する福祉器具、

現場の声を聞いた福祉器具、

どんどん開発されるといいですね♪

ほんの、少しの差、なんですけどね。






イラスト ニョエ https://www.facebook.com/pages/Noenoe-art-work/507839949253834?fref=ts