兵庫県立芸術文化センターにて

ミュージカル

「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」

拝見。


あの台詞、あのエピソード、あの動き、

そして波紋、をどういう感じで見れるのか

めちゃくちゃ楽しみにしてました。


台詞に関しては、

2幕から、ちょっと詰め込み過ぎた感あり。

ミュージカルゆえか、演者同士が掛け合いで

歌い上げる中に超重要なあのセリフや

情報がサラッと織り込まれてまして、

「味わう」感じはなかったかな💦


スピードワゴンが説明役でしたが

ラップでの説明は原作ファンでも、聞き取るのが難しく、「だいたいあの部分の話をしてるんやろうな~」ぐらいしか分からず💦

公演自体を締めるラストも

「スピードワゴンはクールに去るぜ」でしたが

今一つ。


原作ファンなら、もちろん分かる

「あのエピソード」「あの動き」を

「おお、こういう風に見せてくるんやね」な

楽しみ、もちろんありました。



波紋の表現が、斬新。

プロジェクションマッピングなどで見せず、

数人の水色の全身タイツ人間が!

ジョジョの拳から連なり広がり破壊する様を

人間の動きで演出。

「舞台でジョジョをやる」心意気を感じましたね。DIOの気化冷凍法は逆にデジタル、

ツェペリの服に電飾が光ってました。


一番派手な演出だったのが

ダニーが亡くなるエピソード。

焼却炉から飛び出たダニーが爆裂😭

炎が上がって、びっくり。


ラストの一騎討ちは、ちょっとグダグダ💦

段取りをこなしてるだけにも見える動き、

歌唱に気を使い過ぎてるのか、

ちょっと何を見せられてるんや?😅な

数分間がありました。



特筆すべきは、

ジョースター卿を演じる別所哲也の歌唱力。

素晴らしくて🎵要所要所で確実に締めて

物語全体をキープしてました。

ワンチェンを演じる島田惇平のまさに

「原作まんまや~✨」な動き。


カーテンコールも宮野人気が凄くて

アクスタ売り切れも幕間でいじられる程。

客層もわし世代(40~50代)男性は2割ぐらい、

半分以上が20代~の女性でした。

結果、パンフしか買えず😭

「お前は今まで食ったパンの枚数を

覚えているのか?」ラスク、買いたかった💦