すっかり秋めいてきましたね。

あったかいコーヒーを飲んでカラダをあっためる季節がやってきました。

アイスコーヒーばっかり飲んでた夏はもう遠い昔のことのよう…。

 

そんなアイスコーヒーですけど、昔から不思議に思ってたんですよね。

 

たとえばカラオケとかでドリンク飲み放題とか注文したときに、

「ホットですか、それともアイスですか?」

って聞かれるわけですよ。

いやもちろんスルーするスキルも持ち合わせてはいますけど、

「え?アイス?」

ってなるでしょ、やっぱり。

アイス。アイスって、直訳すれば「氷(こおり)」ですよ。

「いやいや、ぼくが欲しいのは氷じゃなくて、コールドなドリンクです」って。

 

そんな屁理屈はともかくとして…

 

いや、今日はこの屁理屈にこだわりたいな、と。

 

アイスコーヒー。かっこよく言えば、"iced coffee"ってわけですよね。

ちゃんと英語に則って考えれば

「氷に覆われたコーヒー」とか

「凍らされたコーヒー」とか

まあそんな感じなんじゃないでしょうか。

 

あれ、じゃあ、コンビニとかカフェとかで飲む、あれ。

氷、入ってますけど…あれ…水…?

ってなりませんか?

 

ぼくは…なったんですよ。

 

一般的な「アイスコーヒー」は、「冷たいコーヒー」の意味のようです。

だったら「コールドコーヒー」でいいんじゃない?

 

これに気づいたからには、あれをもう「アイスコーヒー」って言ってちゃいけない…。

 

でもお店で注文するときに「コールドコーヒーください!」って言ったって、

店員さんに「は?」って顔されるだけに決まってる…。

 

じゃあもうお店では冷たいコーヒーは飲まない!家で楽しむ!

 

…というわけで、本格「アイスコーヒー」に取り組むことにしました―2020夏。

(はい、もう11月も間近ですが、これは7月ごろのレポートになります)

 

まず、一般的なアイスコーヒーって、

あっつあつのコーヒーを最終的に氷=水の固まったやつで冷やすわけですよね。

なので、自ずとコーヒー自体をとっても濃く淹れる必要があります。

それこそイタリアンロースト(深煎り)あたりじゃないと、

薄っすいコーヒーになりパンチがなくなります。

そうなると、コーヒーの味もある程度限定されてしまう。

ただただ苦いコーヒーが好きな方ならそれでいいかもしれませんが、

コーヒーの味を楽しめるものにはならないんじゃないかな、と。

 

なのでここで考えました。

 

氷自体が「美味しいコーヒー」でできていたら、

そもそもあっつあつのコーヒーを注いでも味が薄まるわけではないのではないか?

 

というわけで、普通にコーヒーを90度のお湯で淹れて、

それを製氷皿に入れて凍らせました。

初めての試みにもかかわらず、ザ・高級豆「マンデリン」。

おお…氷のまんま食べるだけでも十分美味しそうだ…。

いやいや、ここはぐっとガマンして、ダイレクトにドリッパーに転がします。

そしてそこに、同じくマンデリンを丁寧に淹れていきます。

挽き加減は気持ち細かめに…保険みたいなもんかな…?

できました!

 

製氷皿いっぱいの氷(おそらく250gくらい)を、

必要な分量から引いた分のコーヒーを注ぐだけ。

グラス(無駄にリッチにbaccaratのグラス)2杯分ができました。

 

さて、お味は…

 

そりゃ美味いに決まってるじゃないですか。ちゃんとマンデリンの味ですよ。

 

マンデリンをホットで淹れてそれを冷蔵庫で冷やす、というのもアリですが、

こちらは圧倒的に「味わい」が違います。

なんたって氷がグラスにちゃんと転がってますからね。

 

というわけで、ひと手間かかるといえばかかりますが、

その手間こそコーヒーの醍醐味ですもんね。

 

ぜひお試しあれ。(来年かな…?)