過去の記憶って、私には楽しいことは少なく、大変だった記憶のほうが多い。
なので、過去のことはあまり思い出したくない。
私、昔営業やってまして。それは10年以上前のこと。
商材は無形のもの、法人営業ってヤツですね。
契約がなかなか決まらないダメダメ営業でした。
この前、ひょんなことから単発で営業をお手伝いすることがありました。
お手伝いの営業先はかつての営業先に似たような業種で、
訪問先の雰囲気を見た瞬間、記憶の洪水が押し寄せてきた。
奥の応接室に通されて、出された冷えた麦茶もガラスの湯飲みに茶托付き。
持参した資料に、話の進め方。
初対面では15分間は天候の話、世間話、本題は話さず、クロージングせず。
15分経過して本題、畳みかけるようにクロージング。
契約決められなくて、お調子づいて変なこと言っていた後悔。
訪問先を出るときにはエレベーターの扉が閉まるまで頭を下げること。
私、あの頃も営業がんばってたんだなって。
今は事務系ハケン。
言われた書類を黙々と作成、処理。
それはそれでスキルを上げ、時給を上げ、がんばってきたけど。
もう一回営業を生業にしようかな。
今回はお手伝いでしかなかったけど、自分が自分らしくいられた感覚の残る時間だった。