「雑草は、もはや雑じゃない」Vo.恒吉
ぽかぽかしていて、子供達の無邪気な笑い声が響く、広くもないし狭くもない休日の公園。
そんな公園を散歩する度に思う事がある。
「この草、食えんのかなー」
そう、雑草。
確かに雑草なんだけど。
たまに美味しそうなのが生えていたりする。
雑草にも名前はあるわけで、でも、調べてまでは食べようとは思わないわけで。
だって、もし食べれる雑草だとしても、犬のちーうんで健やかに育ってるかもしれないわけで。
リスクを踏んでまで食べたいのは生ガキとレバ刺し、あとは神様的な奴が目の前に現れて「この釘三本食べたら夢を3つ叶えてあげるよ」っていう交換条件とかを出してきた時くらいなもんなわけで。
とにかく、リスクを踏んでまで食べたいわけじゃない。
しいて言うなら、プチ興味。
プチ、気になる雑草の味。
実際、食べれる種類もあるらしいし。
あれだけ抜いても抜いても生えてくる生命力があるんだから栄養素も高そうだよなあ。
漢方薬的な。
1度食べ始めたら、もう朝とか雑草食わなきゃ体が起きてこない体質とかになったりしたら嫌だなあ。
友達とかに「今日、顔色悪くない?」とか言われて
「ああ、今日、朝に雑草食ってないからかも。ちょっと公園寄っていい?」なんつって、公園で雑草をむしりとってムシャムシャ。
すると。
おお、元気になってゆく!
顔色も良くなり、心のモチベーションもガンガンあがり、なんとなく身長も伸びてるし、筋肉なんかかなり膨張している!
凄いぞ、雑草。
ありがとう、雑草。
みたいな。
んー。
妖怪だね。
それは、もう妖怪だね。
雑草も、自分も。
決めた。
俺、妖怪になりたくねーから、雑草食わねー。
ワンマンまでもうすぐ。
1ヶ月半ぶり。ワンマンやりすぎだで!
でも、今年は最後のワンマンだと思うから、皆いきおいで来ちゃいなよ。
ライブ映像↓的な。