なぜ自分は山に登るのか?
山登りを始めたのは去年からで、最初は日本一の高い山、富士山に登りたくて軽い気持ちで始めたにすぎなかった。
酸素が薄く感じられ、呼吸が苦しくなる。若干の頭痛に加え、直ぐに息があがってしまう。誰が好き好んでこんなことをするだろうか。
日本一の頂に立ったとき、そこに広がる景色の素晴らしさに感動した。
が、それ以上に自分を山に向かわせているのは‥
単純な「生」に対する喜び
まるで時間が止まったように感じた富士山頂で見た御来光。
心が強く震えた。
呼吸は荒く、胸も少しばかり苦しい。
だが…
今、ここで自分は確かに存在している
山はそう感じさせてくれる。
常に自分との戦いがあるなかで、
「生を志す」という人間の根源的な欲求を満たしてくれるものが山にはあると思う。
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