4月3日(金)
眼下の光景に思わず足がすくんだ。
せいぜい200m前後の高さとは思うものの、
上から見下ろせば、まるで深い谷底。
静かな湖面が不気味に思えた。
韓国東部、春川の観光名所、
三岳山湖水ケーブルカー(日本ならロープウェイ)。
韓国旅行ガイドサイト「KONEST」の地図で示すと、
右上の湖畔から左下の山頂まで緩やかに上る。
全長3.61㎞をゆっくり、ゆっくり移動する。
おぼろげな記憶では、およそ15分かかった。
景色はいいが、高さと時間の長さで不安も感じた。
ゴンドラは通常タイプのほか「クリスタル」があった。
クリスタルは床がガラス張りで真下の風景が見える。
好奇心でクリスタルを利用した。
往復で大人2800㌆(約3000円)だが、
鉄道で春川に来たので「公共交通割引」が適用。
三割引きの約2100円で済んだ。
なお、ケーブルのホームページは下記の通り。
三岳山(サマクサン)山頂側から見た光景。
周囲に何もない広い空間の中に浮かぶゴンドラ。
吹けば飛ぶような頼りないものに見えた。
湖の周りの道路もはっきり見えた。
地面が見えたことで、高さをより実感した。
山の停車場を出ると、すぐ裏に遊歩道がある。
遊歩道は往復約820㍍。
斜めに登って頂点を目指す。
山岳山の高さは標高654㍍。
遊歩道の終わり近くに大きな橋が架かっている。
山や湖の風景を眺める展望台。
景色はいいが、ここでも高さが気になる。
支柱で支えられているだけで、揺れている気がした。
この展望台も一部ガラス張り。
ここでも、見下ろして足がすくんだ。
◇ ◇
翌日の4月4日、ソウルでも足がすくんだ。
何しろ地上約500㍍から見下ろした風景。
長く見ていると、吸い込まれるような気になる。
ソウル・蚕室(チャムシル)のノッポビル。
ロッテワールドタワーだ。
地上123階建てで高さ555㍍と韓国で最も高い。
展望台「ソウルスカイ」は118~123階。
入場料は上の写真の「KONEST」から予約したら、
大人一人約2600円だった(為替によって変動)。
ちなみに、日本一のノッポビルは麻布ヒルズ森JPビル。
地上64階建て、高さ約330㍍だ。
地下の入場口からエレベーターで展望台へ。
地上478㍍の118階に数分で到着した。
ここから展望台内を行ったり来たり。
ただし、123階は予約制のラウンジで入れなかった。
冒頭の写真と同じガラス張りスペース。
恐る恐る近づく人がいれば、
腰を下ろして空中の雰囲気を楽しむ人もいた。
屋根無しのテラスもあった。
ソウルの空を背景に記念写真を撮る人も。
恐る恐るでも覗き込みたくなるのが人情だ。













