2026年8月3日(月)

1950年代の朝鮮戦争の避難民らによる集落が、

独自の街づくりで特色を打ち出し「文化村」に変身。

そして、商業者など多くの人を呼び込み観光地となった。

釜山にあるそんな二つの文化村を観光バスで回った。

まずは、甘川(カムチョン)文化村。

斜面に並ぶカラフルな家並みで有名な集落。

日本の映画のロケ地にもなった。

街並みを一望する場所は観光客だらけ。

メーン通りにはカフェ、雑貨店、土産物店などがズラリ。

猛暑の昼下がりでも人、人、人のにぎわい。

人気グループBTSの二人は釜山の出身。

その二人を描いた壁画の前は人気のフォトスポット。

にぎわう通りの片隅でごみの整理・収集作業が進む。

訪れる観光客が多いだけに出されるごみも相当な量だろう。

自分も少し捨ててしまった。

幸いごみ箱は用意されていたが、その後の処分はお任せ。

大量のごみ処理が地元の負担になっているのだろうか。

◇   ◇

もう一つのヒニュウル文化村は海辺の集落。

海岸の細い道に面して広がっている。

住居の場合は玄関先を通る格好になる。

海辺の壁にミニチュアが並ぶ一角もあった。

海の向こうに釜山の市街地が見える。

一帯には住居とカフェ、雑貨店、土産物店などが混在。

住居の壁には注意喚起の看板もある、

左は「町の中では声を抑えてください」

右は「むやみにドアを開けないでください」。

どちらも韓国語、英語、日本語、中国語で書いてあった。

つまり、日本人観光客も多いということだ。

同じような注意は甘川文化村でも観光ガイドから受けた。

一般の住宅に対しても

観光・商業施設と同じ様にふるまう例が多いという。

いわゆるオーバーツーリズム問題が発生しているようだ。

特に観光施設があったわけでもない集落が、

一転して観光地になりにぎわいを生んだ。

同時に、新たな問題に直面している。