2026年8月4日朝7時、韓国釜山の新都市、センタムシティ。

大規模コンベンション施設のBEXCOは静かな朝を迎えた。

まるで人影が無く、眠ったままのような雰囲気だ。

三日前の夜はナイトレース・イン・釜山のゴール。

自分を含む多くのランナーでにぎわっていた。

その時とは様変わりの静けさの中、朝ランを始めた。

おそらくは清掃担当者だろう。

施設の前の人工的な池を掃除していた。

写真では分かりにくいが、

奥のガラスに池の水が映り、川の流れの様に見えた。

朝ランコースを地図でたどると、BEXCOは1となる。

ここを起点にして時計の逆回りのように一周した。

地図の2はトランプワールド・センタム。

あのトランプ氏のビルだ。

まさか、釜山にもあるとは思わなかった。

トリミングでビルの上部は写っていないが、

実際は堂々たる高層ビルだった。

次はロッテ百貨店(地図3)の脇を駆け抜けた。

見上げる強大な建物。

壁にかかる大きなボードは、

ユニクロのエアリズムをPRしていた。

韓国でのユニクロの存在感の重さが分かる。

そのまま進んで文化施設「映画の殿堂」(地図4)に到着。

映画の資料などがあるほか、

釜山国際映画祭の会場となるコンベンション施設でもある。

実は2017年にもここに立ち寄ったことがある。

「釜山海マラソン」に出場した時だった。

その時は、ちょうど国際映画祭の開催中で大にぎわい。

菅田将暉くんのトークショーも開かれていた。

ちょっと、懐かしかった。

映画の殿堂の中央には広い野外上映スパースがある。

右が大型スクリーンで、左が観客席。

5月12日~9月1日にかけて野外上映会が開かれている。

上映作品のポスターが展示されていたが、

左上のポスターに思わず見入ってしまった。

日本映画の「スウィングガールズ」だった。

2004年に公開されて大ヒットした青春映画。

主人公が私と同じトランペット奏者。

しかも、当時私は市民ビッグバンド活動に夢中だった。

映画の面白さに加え、似たような立場で深く感情移入した。

とても、とても懐かしい映画だ。

その映画が、トップバッターで5月12日上映だった。

最終日の9月1日は「ローマの休日」が予定されている。

ローマの休日と同列に扱われているようで、

とてもうれしうかった。

映画の殿堂を出て大通りを渡ると緑あふれる別世界。

木立に囲まれた道で人々が思い思いの時間を過ごしていた。

2005年に釜山でAPEC首脳会議が開かれた記念の公園。

APECナル公園だ(地図5)。

公園の横をゆったりと川が流れ、水辺の雰囲気も楽しめる。

川の反対側には高層マンションが立ち並ぶ。

ぐるっとひと回りして新世界百貨店の前に。

巨大な要塞のような建物で、見上げると圧倒される。

世界で一番大きい百貨店だという。

◇  ◇

わずか4㎞ほどの短い距離だった。

しかし、色々な発見をしたり、昔を思い出したり、

心に残る朝ランとなった。

◇  ◇

よろしかったら、2017年の記事もご覧ください。

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