2026年3月7日(土)

飛鳥ハーフマラソンの前日午後。

明日香村の飛鳥寺近くで不思議な光景に出合った。

家族連れらしき自転車の一行が路上の白線前で停車。

向かい側から来るバスを見つけている。

バスの手前の柱には信号らしき赤の点滅があった。

すぐにバスがやってきて自転車の一行とすれ違う。

それからしばらく経過して信号が青に変わる。

それを確認して自転車の一行がバスが来た道に走り去った。

柱を見上げると「交互信号」という表示。

交互に道を通るための信号という意味だろう。

つまり、円滑にすれ違うため。

確かに、手前と奥を比べれば、道幅が急に狭まっている。

車ではとてもすれ違えないだろう。

信号をよくみると、不思議な時間配分。

進めるのが20秒間だけの一方、待つ時間は4分もある。

道幅の広い側の方が、待ち時間が長くなっている。

おそらく、狭い道から出る方を優先しているのだろう。

逆にしたら、狭い道の側は、

広い側から来る車を通させるために退く必要がある。

よく考えた仕組みだと感心した。

古い町並みで狭い道が多い飛鳥地方ならではの工夫だろう。

町と車の両方に配慮した優しい信号だ。

4分も待たされるのはじれったいだろう。

それでも、ちゃんと待っている。

見ていて心が和む光景だ。