2026年3月8日(日)

一風変わった給水風景だった。

段ボールのジャグの前にかがんでコップに水を入れる。

水でもスポーツドリンクでも同じ。

ジャグの中は、地元の名水「ごろごろ水」だった。

飛鳥ハーフマラソンは環境やSDGsへの配慮と工夫、

そしてランナーへのおもてなしと心遣い。

様々な思いの詰まった大会だった。

大会は、給水所での紙コップを廃止。

一方、ランナーにはソフトカップとボトルを事前送付した。

色のバリエーションはあるようだが、

自分には写真のカップとボトルが届いた。

ボトルは容量500ml。

自分は午後の紅茶ミルクティー無糖を入れた。

ソフトなのでカップは手のひらに包むことができる。

使いやすかった。今後も使うつもりだ。

甘酒をふるまうエイド一カ所だけ紙コップがあった。

ただし、趣旨が徹底しているのか、

自分の見た限りではコップのポイ捨ては無かった。

ここだけではない。

あくまで自分の見た範囲内でのことだが、

全コースにわたり紙コップなどごみのポイ捨てはなかった。

主催者の熱意と工夫がランナーにも伝わった、と思いたい。

とても気持ちのいいマラソン大会だ。

そして、甘酒エイドは「激坂」の頂上間近。

「もうひと頑張り」という絶妙のタイミングだった。

縫いぐるみのような被り物のランナーが目立った。

この縫いぐるみのモデルは「四神」。

「四神」は中国の思想に基づくとされ、

キトラと高松塚の古墳の壁画にも描かれている。

青龍(青)、朱雀(赤)、白虎(白)、玄武(黒)。

大会の公式グッズであり、

飛鳥駅前の観光案内所でも写真のように売っていた。

実は自分は白虎を被って走った。

被り物をしてマラソン大会を走るのは初めてだった。

というのも、事前に主催者から送られてきたからだ。

主催者はクリスマスプレゼントとして、

参加者のうち抽選で選んだ500人にキャプを送ってくれた。

色は無作為に振り分けたという。

参加者3000人の六人に一人が当たったわけだ。

自分は一番高い白虎が当たってラッキーだった。

結構、かわいいので大会後も部屋に飾ってある。

真冬のような寒さだったが、沿道でも応援は熱かった。

写真のような幼稚園児から大学生、

様々なボランティアまで含め多くの人が応援してくれた。

寒い中、沿道に立ち続けた案内、監視の方も多かった。

熱い声援と手厚いサポートに支えられた。

皆さん、ありがとうございました。

完走後に記念品をいただくのは、

さして珍しい事ではないが、

今回の記念品はちょっと気が利いていた。

足を冷やしてすっきりさせる「休足時間」、そして入浴剤。

マラソンで疲れた体にはありがたい商品だ。

事前送付のゼッケンに同封されていたミニガイド。

「飛鳥王国パスポート」がありがたかった。

観光ポイントやモデルコースの紹介を掲載。

同時に遺跡・博物館の入館料など、

各種料金の割引料16枚を付けている。

自分は写真のレンタサイクルと、

飛鳥寺、石舞台、高松塚古墳壁画館合わせて

4枚利用させてもらった。

 

飛鳥を知り、理解し、守ってほしい。

そんな主催者の思いが伝わってくる大会だった。

関係者の皆さん、お世話になりました。

どうも、ありがとうございました。