2026年2月21日(土)

岡山県総社市のJR桃太郎線服部駅ホーム。

遠くにそびえる山頂に白っぽい構造物が見えた。

日本百名城の一つ、鬼ノ城(きのじょう)だった。

奈良時代に大和朝廷が築いたとの説が有力だが、

歴史書などで触れられておらず実態は不明。

誰が、いつ、何のために築いたかが不明な謎の山城だ。

桃太郎伝説の舞台ともいわれる鬼城山(きのじょうざん)。

そこにある山城なので鬼ノ城となった。

服部駅からタクシーで約15分。

鬼城山山頂に近いビジターセンターに着いた。

入場無料。

鬼城山は標高約400㍍。

入ると、すぐ右手に百名城のスタンプ。

無料で気軽にスタンプが押せる。

ありがたい。

通算20個目のスタンプ。

ようやく五分の一まで来た。

ビジターセンターには大きな案内地図があった。

何しろ約29ヘクタールもの広さ。

全体が自由に散策できる自然公園になっている。

山の遊歩道を歩く感じ。

もちろん、入場料はない。

10分も歩かないうちに展望台に到着。

総社市、倉敷市など周囲を広く見渡せる。

城の象徴で復元された西門の雄姿も間近に見える。

この山城は1971年、山火事をきっかけに発見された。

以来、発掘調査が繰り返され、

東西南北4カ所の城門や全長約2.8㎞の城壁が発見された。

しばらく進むと復元された西門が目に入る。

周囲を威圧する大きさだ。

門の前から見上げると、迫力満点。

城内の人々には西門がこのように見えたのだろうか。

後ろから見ると、やや頼りなく見える。

 

桃太郎伝説にしろ、

鬼ノ城誕生の真相にしろ、

古き世の謎が漂う山だった。