びわ湖マラソンでの宿泊は京都。

せっかくだからと、京都見物も楽しんだ。

まずは、大会前日、二条城へ。

日本百名城スタンプラリーの京都での唯一のお城だ。

1603年、徳川家康が上洛の際の宿舎として築城。

1867年、15代将軍、慶喜が大政奉還を決めた場所だ。

京都の代表的な観光地であり、

自分も既に何度か足を運んだ。

スタンプを押すために改めて訪ねた。

これで通算9個のスタンプを集めた。

 

話に聞いてはいたが、やはり外国人観光客が多かった。

天守閣跡の前の梅林で記念撮影を楽しむ海外女子。

お堀の鯉にあげるエサの自販機が面白い。

何の形をイメージしたのだろう。

表記は日本語のほか、英語、中国語、韓国語。

多くの樹木の中で気になる1本を発見。

「醍醐の桜」のクローンだ。

豊臣秀吉が盛大な花見を開いた京都・醍醐寺。

同時に残る桜から組織培養した苗を育てている。

太閤秀吉ゆかりの桜と家康ゆかりの二条城。

なんとも不思議な組み合わせだ。

自分がかつて朝ランで通った大阪城・豊国神社にもある。

そのことを思い出して懐かしく思った。

休憩所の壁に寄付者の名札が並んでいたが、

大口の「特別寄付者」の筆頭にヨドバシカメラが。

企業の寄付者が少ない中で、ひときわ目立った。

どういうきっかけで寄付したのだろうか?

休憩所では、ほうじ茶ソフトクリームを味見。

580円だった。

抹茶もあったが、珍しい方を選んだ。

なんとなくチョコレートっぽい味の土台に、

ほんのりとほうじ茶の味がかかった感じだった。

 

◇   ◇

びわ湖マラソン翌日の10日にはまず金閣寺。

開門は午前9時だが、15分前にはこの行列。

やはり外国人さんが多いが、

きちんと並んで静かに待っている。

金閣寺は金ぴか。歴史的な建物なのに少し違和感がある。

どんな人がいるかと、専ら外国人さんを眺めていた。

休憩所でお茶をいただいた。

お菓子付きで500円。

写真は家人分を含む二人分。

お菓子はオリジナルで「金閣」という名前。

和三盆糖と大徳寺納豆を使っている。

詳しいことは分からないが、

どこにでもあるという素材ではないようだ。

締め括りは京都市役所近くの金閣寺。

初めて織田信長のお墓にお参りした。