2月11日(火)
1月の小豆島遠征の見聞録の在庫を整理。
自分は目的の小豆島マラソンを走れず残念だったが、
島には目的を果たせなかった「残念石」が残っていた。
その残念石約40個の集積地が「大阪城残石記念公園」だ。
約400年前、大阪城夏の陣と冬の陣で大阪城は損傷。
その修復工事のために小豆島で石が切り出された。
しかし、結果的にはかなりの石が不要となり残された。
それら「残念石」とも呼ばれ、この公園に集められた。
さぞ重いだろうに、よくぞ切り出されたものだ。
見方を変えれば、
約400年も放置され続けている石だ。
大阪城の石垣となったものの、
何らかの事情で島に戻った「里がえり石」もあった。
公園には売店も併設。
残念石にちなんだ残石大判焼きもあった。
公園だけではない。
街でも数か所で「残石」を目にした。
大阪城で使われないなら、
小豆島で城を造ればよかったのではないか。
そんな、無責任な思いがわいた。