11月30日午後、

JR松江駅飲食街で食べた天丼。

エビなど大きな具とカリッとした食感が良かった。

翌日の松江城マラソンに備え、大盛りを注文。

もちろん、汁は地元名物のしじみ汁。

二泊三日の松江遠征。

食を楽しむという面でスタートは上々だった。

しかし、その後思いがけない展開が待っていた。

まず、夜は急きょ駅弁に。

マラソンの前日受付で街を歩くと風が冷たい、冷たい。

しかも、前泊するホテルの近くには飲食店が少なそう。

寒い夜に外を出歩くのが億劫になった。

そこで、前日受付後に松江駅へ逆戻り。

駅隣の百貨店で地元の名物グルメを買おうとした。

ところが、同店は既に閉鎖していて空の建物だけ。

やむなく、駅の駅弁店に立ち寄った。

それなりにうまい弁当だったが、

ホテルに戻って食べるときには冷たくなっていた。

駅弁だけではカーボローディングが不十分。

そこで、駅の商店街で、おはぎを一つ。

さらに、ドーナツとコンビニスイーツも。

とどめはコンビニで買ったふわふわサンド。

糖分はかなりため込んだ。

さて、12月1日の松江城マラソン当日。

朝食は前日、駅弁と同時に買ったおにぎり4個。

残念ながら、すっかり冷たくなっていた。

インスタントのしじみ味噌汁で体を温めた。

松江城マラソンのエイドには地元の食が並んだ。

中でも、自分がうれしかったのは水産練り製品。

写真の右は「あご野焼き」というちくわ。

あご(トビウオ)のすり身を使っている。

うまかった。

「これ食べると口の中がすっきりするよ」

エイドの少年がこう勧めてくれた「赤てんぷら」

赤トウガラシを入れ、トマト色素も利用。

写真のように確かに赤く、独特の味。

気に入って、帰りに土産としても買った。

さて、マラソン後の夕食は何故かコンビニ弁当。

ファミマの炙り焼牛カルビ重だった。

しかも、出雲空港の待合室でかっ込んだ。

当初は地元の名物料理をあじわい、温泉でリラックスし

松江に連泊の予定だった。

ところが、横浜に帰る急用が発生し、

出雲発羽田行きの最終便で帰ることになった。

温泉につかるどころか、シャワーで汗を流しただけ。

松江遠征はとんだ幕切れになった。

空港売店で目に付いたパン。

島根のソウルフードという宣伝文句だった。

細長いパンを渦巻にしてバラのように見せている。

コーヒーと砂糖の味がして、懐かしいあじわい。

沖縄名物、なかよしパンを思い浮かべた。

 

夕食が二回とも弁当になったのは誤算だった。

でも、それなりに地域の味を楽しめた。