5月19日(日)

新潟県柏崎市の柏崎潮風マラソンフルの部を走った。

「潮風」なので海辺の平たんなコースだと思っていた。

ところが、実際は大半が田園地帯と山林。

しかも、感覚的には3分の2が坂道。

アップダウン、蒸し暑さとの闘いだった。

スタート兼ゴールの会場は確かに海辺。

広々とした公園で気持ち良かった。

ここから中山間地帯まで走り、戻ってくる。

フルのスタートは8:00。

エントリー721人という規模でブロック分けは無し。

ゆったり穏やかな雰囲気。

ハーフや10㎞なども含む全体でも1848人という。

でも、北海道から沖縄まで30都道府県から集まった。

知る人知っていて定評のある大会のようだ。

3kmほど海岸を走ると名物のクジラ地下道に。

右の建物から地下に入り、左のクジラから地上に出る。

工事中といことで中が狭く、歩いて通過した。

ここを過ぎると、日本の原風景のような田園、山林に。

農地と里山の広い道をゆったり走る。

木々の若葉が茂り、緑豊かな風景が続いた。

広い水田の中をランナーだけが通る。

日ごろ暮らしている横浜では、

これほど広く見渡せる光景は見ることがない。

しばし、目を見張った。

コースわきの応援看板の変わり種。

やはり、農村地帯では嫁不足なのかな、と思った。

三枚セットで、

「嫁求む!」「年齢経験」「問わず」とあった。

ユーモラスな表現が面白く、気晴らしになった。

坂は1枚目の写真の「エン魔坂」だけではない。

この闘魂坂は少し前に「あと800m」の表示があった。

やはり、1000m級のダラダラ坂だった。

この日は湿度が高くて蒸し蒸し暑かった。

コースの仮設トイレに入ったら、まるで蒸し風呂。

ほとんどにエイドに「かぶり水」が用意されていた。

前半からお世話になり、何度かぶったことか。

給水エイドや仮設トイレも十分だった。

地味で厳しい大会だけど、

地元の温かいサポートを感じた。

 

柏崎の皆さん、ありがとうございました。