3月24日(日)

30㎞地点の広場にそびえるオランダ風車。

佐倉マラソンの一つのシンボルだ。

自分が初めてフルを完走したのは2012年のこの大会。

(当時は佐倉朝日健康マラソン大会)

そして、12年振りに出場した今大会はフル完走111回目。

1が四つも集まった。

佐倉と言えば、スポーツ界の有名人と縁がある。

その有名人にちなんだ野球場、陸上競技場が大会会場。

まず、長嶋茂雄記念岩名球場が更衣室や手荷物預け会場。

長嶋茂雄氏は地元出身の有名野球選手。

スタート&フィニッシュは小出義雄記念陸上競技場。

小出義雄氏は佐倉を拠点に

高橋尚子さんら多くの優秀なランナーを育てた。

コースはほぼ農業地帯。

田畑の中を黙々と走る場面が多かった。

しかも、端境期で作物は無く農地がむき出し。

曇り空ということもあって、茶色っぽい風景がほとんど。

佐倉には金メダルジョギングコースがある。

シドニー五輪金メダルの高橋尚子さんらが、

現役時代に練習したコースだ。

その「尚子コース」も通ったが、

やはりむき出しの農地の中。

川の土手の草木も茶色の世界。

印旛沼周辺の水辺もやはり。

ただ、景色が茶色だからと言って走り難い訳ではない。

一部にアップダウンはあるが、全体的に平坦。

5000人規模でコースもそれほど混雑しない。

比較的走り易い大会だ。

運営も手慣れている。

給水エイドに市の給水車が出動するなどサポートも厚い。

有名人のゲストも完走メダルもタオルも無いけれど、

比較的走り易くて今の時代に参加費9500円と1万円未満。

地味だけれど貴重な大会だと思う。

 

大会を支えてくれた皆さん、ありがとうございました。

 

◇  ◇

帰りに佐倉城址に立ち寄り百名城スタンプをゲット。

一石二鳥の一日になった。