人、人、人。いや、ランナー、ランナー、ランナー。

2月25日午前9時、大坂城前の大通りはすし詰め状態。

3万人超のランナーが大阪マラソンの号砲を待っていた。

今回が12回目の開催で、自分は7回目の出場。

慣れたつもりでもマンモスぶりには圧倒される。

大会は大阪市中心部の大阪城が発着点。

しかし、前日&前々日受付は人工島、南港。

巨大なイベントホールを使うEXPOと抱き合わせ。

EXPOにはスポーツ用品、サプリ、菓子など

様々なメーカーや諸団体が大挙出店。

大小111のブースを展開した。

例年のことだが、この会場も大混雑で渋滞が起きる。

かつては自分もこのEXPOを楽しんだが、

最近はできればパスしたい。

ところが、ランナー受付とEXPO会場は直結。

EXPOを通らないと外に出られない。

自分は24日の昼に出かけたが、写真の状態。

必死に人波をかき分けて通り抜けた。

受付だけでも帰れる出口を用意してもらいたい。

大会と当日の大阪城公園。

号砲の前なのに多くのランナーが猛ダッシュ。

スタートブロックはA~Hまであり、

各ブロックの閉鎖時間までの駆け込みが起きる。

スタートすると、大通りいっぱいにランナーが広がる。

両手を広げると、他のランナーにぶつかりそう。

多いのはランナーだけではない。

エイドでのサポートに老若男女が大集合。

冷たい雨にも関わらず、一生懸命サポートしてくれた。

エイドだけではない。

至る所で傘を差して応援する人の列ができた。

大都市の街中とはいえ、よくぞこんなにと思う。

コース途中のトイレも至る所で行列。

大阪マラソンといえば、トイレのタイムロスが付き物。

今回はトラックを改造したトイレ自動車(写真)も登場。

荷台にトイレの個室が7室あった。

ただ、狭くて出入りに手間がかかり、回転は遅い。

自分が寄った時は順番待ちの列がどんどん長くなった。

自動車なら設置や撤去の手間は省けるだろうが、

ランナーには普通の仮設トイレの方が便利だと思う。

混雑したコースの中をテレビの放送車両が通るのも恒例。

タレントやアナウンサーを走らせて撮影・放送する。

今回も数組あった。

邪魔だし危ないとも思うのだけれど、無くならない。

大阪らしいということだろうか。

冷たい雨の中、雨合羽姿の目立つ大会も終盤。

大阪城の天守閣が目に入ると、ゴール目前。

ランナーたちがラストスパートに入る。

自分も何とかゴールで来た。

 

今回はしばしば冷たい雨が降る悪天候。

自分は最後まで雨合羽を脱げなかった。

そんな天候でも会場、沿道に多くの人々立ち、

熱心にサポート、応援してくれた。

大阪の皆さん、ありがとうございました。