9月24日(日)

ラッキー。

上下線とも一日に十数本しか走らない列車が見えた。

秋田県のローカル線、秋田内陸縦貫鉄道の沿線を走る大会。

秋田内陸100㎞チャレンジマラソン50㎞の部に出場した。

昨年に続き二回目で何とか完走した。

青く高く広い空、山林、そして田畑。

日本の田舎の原風景の中、爽やかな風に吹かれた。

50㎞の部は中間点の比立内で10時半スタート。

未明の4時半から走る100㎞ランナーが通り過ぎる。

クマが多く、クマの狩人マタギの里と呼ばれる地域。

地元では日頃から注意しているのだろう。

50㎞の部は全体としては下り傾向だが、

所々に細かなアップ・ダウンがある。

米どころの秋田らしい光景。

コース脇のバス停。

いかにも過疎地。

でも、エイド、応援は過疎を感じさせない熱心さ。

クマ除けのため、山道で太鼓を叩き続ける人たち。

エイドは盛りだくさん。

おにぎり、パン、なし、バナナ、リンゴetc。

飲み物も水、スポドリ、コーラ、コーヒー、紅茶。

我がベスト3は冷たい麦茶とナシ、一口おにぎり。

秋田名物の「ババヘラアイス」も友情出演。

後半でバテバテな時にリフレッシュになった。

ゴール前ではギネス認定世界一の大太鼓がお出迎え。

精いっぱいのラストスパートでゴールイン。

大会を支えてくれた皆さん、ありがとう。

ウルトラはランナーはもちろん、

スタッフ、ボランティアさんも長丁場。

感謝、感謝、感謝です。

 

◇     ◇

大会前日、内陸縦貫鉄道の車内でコースガイドを発見。

地元に人にPRし、応援を増やす狙いもあるのだろう。

地域一帯で支えてくれる気がしてうれしかった。

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大会は今回で31回。

現実行委員会は高齢化や人不足のため今回限り。

大会継承に手をあげた地元団体と現在協議中。

引継ぎが円滑に進み大会が継続することを期待してます。