ランナー受付(ゼッケン受け取り)は大会二日前から。

会場はフィッシャーマンズワーフなど観光地に近い海辺。

21日(金)の午後、市内観光のついでに立ち寄った。

写真中央の倉庫の様な建物。即売会のEXPO会場でもある。

平日の昼間というのに結構、人が出入りしていた。

ただ、出てくる人も手ぶらの様な人が目立った。

日本だと、ロゴ入りの大袋を持つ人が多いのだが。

広々とした館内はサンフランシスコマラソン専用。

入ると、いきなり行列に遭遇した(写真右)。

事前に注文した関連グッズの受け取りのようだった。

中に進むと、ヤクルトのサンプリング。

これまでマラソンのEXPOで貰った記憶はない。

サンプリングしているということは、

アメリカでも販売しているということ。

正直なところ、知らなかった。

森永のジェル、サントリーの飲料のサンプリングもあった。

アメリカが大切な市場だと改めて実感した。

ゼッケンは一定枚数ごとに区切って置かれていた。

自分の番号がある箱の前に行って受け取る。

ただ、自分の番号を知らなかった。

受付のスタッフに聞くと、自分で調べろとの答え。

すぐ近くにパソコンを並べた検索コーナーがあった。

自分の名前と生年月日を打ち込めば、すぐに分かった。

その番号を伝えれば、ゼッケンを受け取れた。

事前の案内では、顔写真入りのIDカードが必要だった。

でも、実際は見せなくても受け取れた。

ゼッケンの次は参加賞のTシャツ。

サイズごとに置かれたコーナーでもらう。

無包装のままで置かれ、渡されるのが特徴。

私が経験したバンクーバー、トロント、

イスタンブールも同様だった。

日本だと一着ずつ包装されているのが一般的。

SDGsの意味でも包装は不要だと思うのだが。

Tシャツ、帽子など様々な関連商品即売場の一角。

「FINISHER」のコーナーがあった。

商品には「2023」との文字。

二日後に開催の2023年大会ということだ。

つまり、大会の開催前にFINISHERになれる。

大会でリタイヤしても、出走しなくても。

数年前に出たバンクーバーマラソンでも同じことがあった。

買う人はよほど自信のある人だろう。

この日の受付で渡されたものは、

ゼッケン、

Tシャツ、

手荷物預けの小袋の三点セット。

そしてゼッケン留めのピン4個だけだ。

プログラムの冊子も協賛企業のチラシもない。

コース図、段取りなど必要な情報はネットで分かった。

三点セットだけのスリムな運営は合理的だと思う。


◇◇終り◇◇