6月29日(木)

NAHAマラソンのふるさと納税エントリーに失敗した。

今年12月の第37回大会ではふるさと納税枠が設けられた。

33000円納税すれば、出走権を返礼品として得られる。

久し振りに出場しようと先週、さっそく払い込んだ。

ここまでは順調だった。

しかし、今日、対象の自治体の担当者から電話が。

「申し訳ないんですが、65歳以上の方は対象外です」

えっ、対象外?????????????

65歳以上が出場できないのか?

安全に走れるか不安だというのだろうか?

だとしたら、そんなマラソンは初めて。

改めて、ホームページの募集要項を見ると、

一般のみが対象で、65歳以上は対象外と明記されていた。

見逃していたのだった。

言い訳だが、そんな制限など想像もしていなかった。

さらに大会要項を調べてみると、

エントリー料金は一般9800円だが、

65歳以上は7800円だという。

つまり、65歳以上も出場はできる。

一般とは別分類で料金が異なるだけだった。

でも、一般より安いのだから主催者の損にはならないはず。

自治体担当者に主催者との交渉を頼んだ。

そして待つこと数時間。

「交渉しましたが、システム上無理とのことでした」

自治体担当者が「すいません」と連絡をくれた。

おそらくエントリー受付はコンピューター処理。

手作業と違い例外を受け付けないのだろう。

こうしてふるさと納税エントリーは幻に終わった。

もちろん残念だが、あまり嫌な気分ではない。

沖縄の人たちのホスピタリティーを感じたからだ。

まず、大会主催者の気遣い。

一般より安いシルバー料金を設けた大会など、

自分はこれまでに経験したことが無い。

また、自治体担当者はとても丁寧に対応してくれた。

こちらの見落とし、うっかりミスが原因なのに。

「寄付を取りやめても結構です」

自治体担当者は申し訳なさそうに言ってくれた。

でも、寄付はそのままで別の返礼品を選ぶことにした。