3月5日(日)
東京マラソン2023が終了した。自分も無事完走した。
約38000人のマンモス大会。そして、外国人が目立つ
公式プログラムによると、
外国人は上位8カ国地域だけで7940人超。
9位以下も含めれば、1万人近いかも。
つまり、ランナーの四人に一人は外国人だ。
いきなりアイルランド人ランナーだが、
外国人は居住国をTシャツに明記することが多い。
国に対しる誇りだろうか。
台湾ランナーは米国人に次ぐ二番目の多さ。
沿道の応援も含めて台湾ランナーは、
台湾を強調する。
中国の一部ではないとの意思表示だろうか。
お隣、韓国も。
現役なのか、除隊した後なのか。
いずれにせよ、徴兵制の国ならではか。
南半球からも駆け付ける。
ほのぼのとした光景。
沿道の応援でも様々な国旗が翻る。
どこの国だったろうか。
恥ずかしながら失念した。
再び、ランナーの後姿。
どの国かは分からないが、
外国人ランナーに違いない。
外国人ランナーは、
背中にゼッケンならぬ紙を付けている人が多い。
CHEER ME ON(応援してください)の下に、
六つのマラソン大会が書いてある。
ボストン、ロンドン、ベルリン、
シカゴ、ニューヨーク、東京。
そして、東京を赤い太字で強調。
つまり、この東京を走り切ればいい事がある。
紙を張るだけではない。
わざわざTシャツに書き込んである。
こちらの女性も。
ただ、二るの書き込みは大会名は同じでも
年が違う。
おそらく走った年が違うのだろう。
実はこの6大会は、
アボット・ワールドマラソンメジャーズ。
簡単に言えば、世界六大マラソン。
6大会をすべて完走すれば、
Six Star Finishierとして讃えられ、
記念のメダルが贈られる。
多くのランナーの背中の紙は、
今日完走すれば6大会制覇という表明だそうだ。
つまり、欧米の5大会を制覇したランナーも、
栄誉のためには東京を走る必要がある。
世界のランナーが東京に集まる理由の一つだ。
ゴール後のランナーサービスの一角、
6大会制覇の記念メダルを渡す場があった。
メダルを受け取ってご満悦なランナー。
イタリアから走りに来たそうだ。
ご機嫌なようで、自分にも触らせてくれた。
できたら、自分も欲しい。
でも、今からベルリン、ロンドン、ボストン、
シカゴ、ニューヨークを完走するのは無理だ。
せめて、どれか一つに出れれば幸せだ。
ボストン、シカゴ、ベルリンなど
歴史のある名門大会の仲間によくぞ東京が入れたものだ。
◇ ◇
最近の気候で今日は暑さを警戒していた。
しかし、ふたを開けると寒い気候。
寒さの中、長い時間、多くのランナーを世話してくれた
ボランティアの皆さん、ありがとうございました。
沿道の応援、大会スタッフの皆さんもお世話になりました。
大会を支えてくれたすべての皆さんに感謝します。