1月29日(月)

快晴の下、ランナーが広い道路いっぱいに走り出した。

茨城県ひたちなか市で開かれた第70回勝田全国マラソン。

フルの部の出場し、無事に完走した。

ただの完走ではない。

11年前の悔しさを消すリベンジだった。

2012年の第60回大会にフル初挑戦で出走した。

ところがタイムオーバーで失格。

挽回のチャンスがなかなか無かったが、ようやく果たした。

苦しかったが、良い一日だった。

フルの部は定員1万人。

スタート直後のような広い幹線道路あり、

上の写真のような田舎道あり。

いずれにしろ変化に乏しく殺風景な雰囲気。

街中では沿道の応援も多いが、

幹線道路や田舎道は人影もほとんどない。

花の無い冬という季節も影響しているかもしれない。

直線主体で走り易かったが、

7km付近に折り返しに近い急角度の曲がりがあった。

曲がり終えたところで、後続ランナーが目に入る。

「自分は遅いが、後ろにまだまだいる」と安心した。

はるか先まで続く一直線の道。

下って上る、あるいは上って下る。

勾配はそれほど急ではないが、数カ所あった。

山沿いの日陰など数日前の雪が残る場所も。

木の生い茂った林の間も通った。

木陰に隠れて用を足すランナーが多いのだろう。

もちろん、自分は仮設トイレを利用した。

車社会の北関東。

ランナーが車道を占拠すれば、影響が大きいのだろう。

ご迷惑かけます。

すれ違う車の中から声援を受けることもあった。

ありがとうございます。

公設エイドは八カ所でほぼ給水だけだった。

その代わり、私設エイドが活発。

個人、事業所、地域の団体などがもてなしてくれた。

11年前もそうだった。皆さん、ありがとう。

極めつけは、この西原集会所。

30km地点の少し前だが、

コーヒーなど飲み物色々、ベンチもある。

コーヒーも地元で有名なばいせん業者のブランド品。

11年前は座ってコーヒーを楽しみくつろいだ。

そして、戦意を喪失した。

今回は立ってコーヒーを飲んだだけ。

過ちは繰り返さなかった。

残り10㎞を切り、街中に入る。

号砲後4時間が経過し、徐々に交通規制が解除。

ところどころ、信号待ちする場面もあった。

ペースダウンで困る一方、休息を喜ぶ気持ちも。

ゴール後にもらった完走賞。

11年前も何故だか、もらった。

今回は気持ち良く受け取って、家の手土産に。

帰り道。

JP勝田駅で列車を待つ間にごほうびを。

特製のイチゴパフェ580円なり。

カロリーたっぷりだろうが、今日は特別。

おいしくいただきました。

◇   ◇

さて、マラソン前夜の夕食。遠征はカレーが多い。

カーボローディングでお米を多く食べるため。

最近は、すき家のとろ玉カレー大盛りが多い。

ただ、今回はすき家が遠かったので、吉野家へ。

食べたのが、肉だく牛カレー大盛り卵付き。819円。

それなりにうまくボリュームもあった。

レパートリーが増えた。

◇  ◇

最後に、今回のマラソンを支えてくれた皆さん。

どうもありがとうございました。