11月13日午前8時過ぎ、福岡市の繁華街、天神。

曇&雨の天気予報に反して青空から日差しが注いでいた。

福岡マラソン2022のフル出走は自分を含む約11,000人。

8時20分の号砲を待ち構えていた。

曇、雨、晴れと天気が目まぐるしく変化し、

終盤は強い風が行く手を邪魔した。

気まぐれな気候に翻弄される42.195㎞だった。

 

スタート後はしばらく曇り空。

暑くもなく寒くもない快適な環境だった。

 

ところが、いつの間にか雨がポツリポツリ。

応援の人々が集まる沿道で傘が開き始めた。

 

エイドのサポーターのフェイスシールド、

紙コップ用のごみ箱も雨粒で濡れだした。

雨降りの中サポートしてくれてありがとう。

 

コース上のトイレは比較的多く設置されていた。

感覚的には平均3、4㎞ごとにあった印象。

しかも、ドアありと男子用のドア無し両方を用意。

男子だけが並んでいる時は男子が両方を利用。

男子だけの時間が圧倒的に多いが、

女子が来ればドアありで優先的に受け入れる。

整理担当さん(写真左)がきちんと誘導してくれた。

きめ細かな対応がうれしい。

 

雨は断続的ながら降り続いた。

ミストシャワーのように心地良く感じたり、

冷たさが体に応えたりして複雑な感じ。

中盤以降は海岸が多くなったが、

海に浮かぶ船からも応援の声が届いた。

 

最近しばしば見かけるごみ回収に励むランナー。

その心意気とパワーに頭が下がる。

自分にはとてもできない。

 

雨対策でカッパを着たサポーターさん。

そのカッパが風に吹かれて舞っていた。

雨、風という厳しい条件の中、

エイドの皆さんありがとうございました。

 

九州名物の柔らかうどんのおもてなし。

美味しくて、思わずおかわりした。

ほかに各種スイーツ、ミカン、飴など色々いただきました。

到着遅れで品切れが多いかと心配していたが、

ほとんど味わわせていただいたと思います。

ごちそうさまでした。

 

海岸線主体の終盤になると風が一段と強くなった。

風邪を除けるように頭を下げて走る。

 

ゴールは隣の糸島市。

ゴール後は疲れ切った雰囲気のランナーが目立った。

もちろん、自分もその一人。

きついアップダウンのないコースだが、

気まぐれな気候で結構体力を消耗したかもしれない。

完走したのだから、心は晴れやかだったけれど。

 

でも、エイドや整理、案内など沿道で支えてくれた人々も

同じ気象条件の下で過ごしていた。

我々と同様あるいはそれ以上、疲れたことでしょう。

大会を支えてくれた関係者の皆さんに改めて感謝します。

どうも、ありがとうございました。