10月9日(日)

所用で出かけた東京・有楽町で夕食。

時間が無いので店選びも出来ず、とにかく駅に近い店へ。

メニューも迷うほどの種類は無く、

看板商品らしき「峠の釜めし」を注文。

出来上がりをせわしく食べている時に、ふと気づく。

店名の「荻野屋」はどこかで聞いた事がある。

「峠の釜めし」で「荻野屋」………。

JR信越線横川駅の、あの有名店ではないか。

確かにうまくて、本格的な味だ。

店長らしき人物に訪ねると、大正解。

横川駅の荻野屋が東京に出した店だという。

コロナ禍で東京からお客が来なくなった。

「ならば、こちらから東京に出て行こう」

二年ほど前から東京に出店、

工場も作ったという。

お客が来ないと嘆くより、お客をつかむために攻め上がる。

その心意気がいい。

ぜひ成功してほしい。