昨日10月1日夜は久しぶりのラグビー観戦。

東京・秩父宮ラグビー場での日本VS豪州Aだった。

前半は日本優勢で後半豪州が巻き返す熱戦だった。

見応えのある試合だった。

さて、ラグビー観戦では試合以外で注目している事がある。

それは、ウオームアップ風景だ。

試合前に両チームの選手がグラウンドで事前練習する。

その時に、実に興味深い光景がある。

写真は1日の日本・豪州戦でのその光景だ。

見にくいが、左右で男性がぞれぞれストレッチ中。

この二人はこの試合のレフェリーだ。

右手が主審の外国人。左は線審の日本人。

この日は外国人の主審一人と、日本人の線審二人だったが、

三人がそろってウオームアップしていた。

腿を上げてランニング。

その場で腿上げ。短距離のダッシュ。

横向きでのランニング。

 

◇    ◇

私が見る限り、どの試合でもレフリーもアップする。

グラウンドの選手たちを邪魔しないよう隅でする。

走ったり、体をほぐしたり念入りだ。

以前、このブログでも書いたが、

2019年の日本でのワールドカップでは、

ゴムチューブを巻き後ろから引っ張ってもらう。

そんな負荷をかけながらランニングしていた人がいた。

 

レフェリーは優秀なランナーでないと務まらない。

両チームのボール獲得戦を常に監視しなければならない。

ボールに追いつかないと、レフリーの務めを果たせない。

特に主審は行動半径が広い。

ボールが右に動けば右、左なら左とグランドを走り回る。

皆さん優秀なランナーであり、鍛錬を欠かさないのだろう。

アップに励むレフリーに深い感謝と敬意をささげたい。