12月26日(日)

コース脇の旗がまるでちぎれそうな様子だった。

河川敷のコースで強い風が吹きまくる。

河川敷だから、坂は無い、声援も無い、横断歩道も信号も無い。

そこには、ただ風が吹いているだけ。

少年時代にあこがれたフォークソンググループ「シューベルツ」。

その代表曲「風」を思い出していた。

 

出場したのは、コロナ禍の中で始まったマラソンマラソンの一つ。

人の多い市街地を避け、感染対策を徹底して実施する。

今日の大会は静岡県の大井川河川敷コースを使うフルマラソン。

5kmのコースを4往復し、さらに2km分走る。

河川敷なので沿道の観客、声援は無いが、アップダウンも無い。

走り易いコースのはずだが、いかんせん風が強い。

冬らしく冷たい風が思う存分、気ままに吹きまくっていた。

会場に着くと、まず体調チェック。

大会前2週間の体調チェックシートを渡し、当日の体温を計測。

OKを示す紙の腕輪をもらう。

このテントの横に立つ大きな旗も風で大揺れ状態だった。

スタートは密を避けるためのウエーブ方式だった。

約100を一組にして一分おきで計十回だった。

順番を待つランナーたちは冷たい風に落ち着かない。

 

フルマラソン出場は6月以来半年ぶり。

しかも、冷たく手強い風。

不安いっぱいのスタートだったが、何とか完走。

フルマラソンの完走を通算88回に伸ばした。

いい形で一年を終えられた。

来年は何とか通算100回にリーチをかけたい。

 

以下はおまけ。

おまけ①大井川の最寄り駅、JR島田駅の掲示。

さすが、お茶所静岡県。

おまけ②久しぶりに車窓から眺めた富士山。

すそ野の広がりがよく見えた。スマートな感じ。