12月2日(水)

ゴールポストを遠く眺めながら号砲を待つ。

マラソン大会で何度も経験した時間だ。

でも、今となっては懐かしい。

東京・立川市の昭和記念公園で開かれた大会。

ハーフ、10km、5kmの三種目だが、

平日にも関わらず1000人近くが集まったという。

マラソン大会に飢えるランナーが多い証拠だろう。

自分はハーフに出場し、無事完走した。

昭和記念公園の開場は午前9時半。

待ちかねたランナーたちが急ぎ足で会場に向かう。

こんな光景も今では懐かしい。

大会はハーフから順にスタート。

ハーフのスタートは10:55~58分。

検温をし、健康チェックシートを提出し、着替えて待機。

多くのランナーが集まり、お祭りのような雰囲気。

スタートするまではマスク着用を徹底。

ゴール後の記念撮影などいかにも大会の雰囲気があふれる。

検温、走行時以外のマスク着用など変わった面はあるが、

走っている間は今までと同じ自分との闘い。

一歩一歩、必死に足を動かした。

キツイけれど、やっぱり楽しい。

公園の入り口近くに歌碑があった。

ユーミン(荒井由実)の「雨のステイション」だ。

昭和公園の最寄り駅は青梅線の西立川駅。

その西立川駅をテーマにした曲だという。

記念公園ができる前の寂しい駅を描いたようだが、

どんな雰囲気の歌なのだろうか。