10月18日(日)
早稲田70対日体大5
早稲田が関東大学ラグビー対抗戦で3連勝した。
得点は過去2戦の40点台から大幅増と圧勝といえる。
ただ、これは対戦相手の日体大が弱いため。
フォワード、バックスとも力の差は歴然だった。
私としては、早稲田が失点ゼロに抑えることを願っていた。
初戦の青学戦では21点取られたが、立教戦では7点に減らした。
徐々にチームが締まっていると期待していた。
ところが、後半になって見事に失点した。
しかも、取られたトライはゴール前の密集戦を突破されたもの。
過去二戦にあったインターセプトやこぼれ球とは違う。
力でもぎ取られた。
大差を付けたものの、不安の残る勝利だった。
嬉しかったことはSO吉村紘君(2年)の進化。
司令塔としての存在感が着実に増している。
今日もキックパスあり、自ら抜ける場面ありで攻撃が多彩。
力の差がある相手のなので、割り引く必要があるが、
伸び伸び、堂々とプレーしていた。
ゴールキックも今日は10回すべて成功。
中央付近が多かったが、いい感触が残るだろう。
この試合まで3試合連続同じポジションでフル出場。
これは吉村君だけ。
それだけ期待されているし、責任は重い。
頑張ってほしい。
立教戦では古賀由教君(4年)がハイパンをポロポロ。
今日はどうかと気にしていたが、
ハイパン攻撃そのものが無く、修正具合は分からなかった。
試合前にはバックス陣がハイパンのキャッチを繰り返し練習。
チーム全体として課題にしているようで、心強い。
最初のメンバー表にあったFL相良昌彦君(2年)は不出場。
変わった田中智幸君(3年)は地味だが、
接点でボールにうまく絡む場面が目立った。
期待の新人村田陣悟君はうれしい二戦連続フル出場。
このままレギュラーの座をつかんでほしい。
次戦の帝京大戦(11/1)からは手ごわい相手が続く。
緊張!!!
◇ ◇
「さあ、大きな声出して~~」
時ならぬ女性の声がグランドから聞こえた。
続いて、ギャー、ウオー、ダーッと野郎どもの叫び声。
何だろう、とグランドを眺めると、
大きなボールを選手たちが高くほうり投げている。
叫び声はその時の掛け声。
第二試合で登場する筑波大の試合前練習だった。
選手たちは元気でキビキビ、活気に満ちていた。
試合でも筑波の選手たちは元気はつらつ。
懸命にボールを追い、接点で絡み、ボールを回す。
ファイヤー、ファイヤーという勇ましく元気な声がよく聞こえる。
初戦の慶応戦の時もそうだった。
選手たちの頑張る姿が気持ちいい。
今日は17対33で惜しくも明治に敗れたが、
フォワードのセットプレーを除けば互角以上に見えた。
早稲田戦以外は応援したい。