10月4日(日)東京・秩父宮ラグビー場。

ラグビー関東大学対抗戦、早稲田vs青山学院。

我が早稲田が47対21で勝利し、初戦を突破した。

我がアカクロ戦士でも目を引いたのが、

途中出場した2年生の今駒有喜(早稲田実業)だった。

後半32分に交代で登場。

2分後には右WTBでトライを奪った。

そして、なんと1分後にはスクラムハーフに入っていた。

トライの時の粘り腰、SHでの柔らかさ。

もしかしたら、すごいSHになるのでは。

そんな夢いや期待を持たせてくれた。

SHでの動きをもっと見てみたい。

SHとして先発で起用してほしい。

そんな気分になった。

この選手には、もともと思い入れがある。

父親は早稲田ラグビーのレジェンドの一人。

CTBの今駒憲二選手だ。

ラグビーでは無名の神奈川県立高校の出身。

いわば、”無印良品”だったが、大活躍。

1988年、永田組が東芝府中を破り日本一になった時の

バックスの中心選手だ。

クレバーな選手の印象がある。

日本代表のCAPも持っている。

息子の有喜君は早実三年の時にWTBで花園を経験。

昨年、戦列にデビューした相良選手と早実からの同期だ。

本職はWTBなはず。

でも、わずかな時間だが今日はSHが様になっていた。

(少なくとも、そのように見えた)

スクラムサイドなど密集での身のかわし方が巧みに見えた。

WTB感覚のSHは面白い存在かもしれない。

今シーズンのラグビーの興味が一つ増えた。

さて、新型コロナウイルス禍の中でのラグビー。

秩父宮では観客数が制限され、入場の際には検温。

感染防止対策や各種調整を経て、

ようやく開催にこぎ着けたのだろう。

関係者の皆さんに感謝したい。

ラグビーを観戦する喜びを味わいました。

今後の試合も予定通り開催されることを祈ります。