7月5日(日)

約半年ぶりに訪ねた宇都宮。

早朝の街ランを終えてホテルで朝食。

その後、街歩きに出かけた。

北関東一の商店街という目抜き通りのオリオン通り。

約15年前宇都宮に住んでいた頃は日参したものだ。

「まだ、残っていた」

人々の行き交うオリオン通りの裏手。

低い屋根でやや殺風景な焼きそばの店があった。

高校の前にあるような店の雰囲気。

オリオン通りに並ぶ今風の明るく派手な店とは対照的。

迫りくる時代の波に隠れて生き残っている感じだ。

宇都宮にいた頃、多く通った店のベストスリーに入るお気に入り。

健在だったことがうれしかった。

メニューは、ずばり焼きそばだけ。

その焼きそばの具はキャベツだけ。

値段は小200円、中250円、大300円。

もちろん、皿からあふれるような大を注文。

変わらぬ味がうれしかった。

濃いソースの味が、何とも言えずうまい。

末永く残ってほしい味だ。

宇都宮に来たのだから、やはりギョーザは欠かせない。

オリオン通り隣のドン・キホーテ地下の共同店舗「来らっせ」。

新型コロナウイルス対策で席を空けていた。

順番待ちの整理券をもらい20分待って入店。

有名店「みんみん」の焼餃子と水餃子を注文。

各1人前でそれぞれ300円。

素朴な味を懐かしく味わった。

小ライス120円で合計720円。

手軽な値段で楽しめるのも宇都宮ギョーザの良いところだ。