雄大な北の大地が舞台の北オホーツク100kmマラソン。

大自然の中を黙々と走る孤独なレースだ。

様々な場所でランナーを待っている人達の笑顔が支え。

自分を待つ人々に会うために走る。

50kmのスタートは100kmの部の中間点でもある。

50kmのスタート頃には100kmランナーが次々通過。

大会スタッフや50kmランナーが声援を送る。

地元の浜頓別町は人口わずか3600人。

当然、数は限られるが、それでも熱心な応援がある。

黄色い旗だらけの応援団は50kmスタート直後の恒例。

「しあわせの黄色いハンカチ」と勝手に名付けている。

内陸部は人家もなく、さすがに応援はまずいない。

代わりに北海道名物、牧草ロールが激励。

この光景も毎年おなじみだ。

ゴール間近の街中で声をかけてくれる。

派手さは無いけれど、

「頑張ったね~」との一言に真心を感じる。

エイドの多さが大会の特徴。

50kmの部でも途中に20カ所。

単純計算すれば、2.5kmに一カ所。

ここは15km地点にある牧場の名物エイド。

写真奥のテントでお母さんたちとつい話し込む。

エイドが見えると、路上で旗を振る姿も目に入る。

「こっち、こっち」「ガンバレー」という声も聞こえそう。

自分の到着を喜んでくれる人がいる。

こんなうれしいことは無い。

ゼッケン番号を確認して伝えるのも立ち番の役目のよう。

しばらくすると、エイドから名指しの激励が聞こえる。

思わず、こちらも手を振ってしまう。

走ってよかったと思う瞬間。

暑くてエイドのスイカがとてもうまかった。

暑くておにぎりの衛生管理が大変だったでしょう。

ありがとうございました。

おいしかった。

記憶では、エイドには必ず「かぶり水」があった。

ザブザブと被ったが、すぐに乾いた。

休息用のベンチもあちこちに。

有難かったです。

エイドへの給水のため、町の給水車が奮戦。

ご苦労様でした。

 

浜頓別の人々をはじめ大会を支えてくれた皆さん、

ありがとうございました。

また、来年もお会いしたいです。