6月20日(木)

木の葉は地面に落ち、やがては土に帰るものだと思っていた。

そして、土の養分になって新たな樹木を育てる。

そんな命の循環があるはずだ。

ただ、最近はどうも違うようだ。

木の葉はポリ袋に詰めてごみ回収に出すのものらしい。

回収の時期までは、棚ざらしにされる。

その風景は、何とも悲しい。

木の葉が散っていると見栄えが悪い?

風に舞って飛ぶと環境問題になる?

色々あって、木の葉は「ごみ」に変わったのだろう。

帰るべき地面が減っている。

それが原因ではないか、と思う。

どこもかしこも舗装、舗装。

今や土の地面を踏む機会は限られている。

さみしい現実だ。

 

しばらく前は駆け上っていた階段を歩いて上った5.46km