台湾・高雄遠征の次はソウル遠征のリポート。
時期は高雄からちょうど一か月後の3月16~18日。
ソウル国際マラソンを挟んだ三日間だった。
まずは、例によって食べ歩き編。

ソウル入りした16日の夕食は韓国レストラン「アリラン」で。
後述する理由で訪れた大学路(テナンノ)でたまたま見つけた店だった。
地下一階の店はカフェの雰囲気。頼んだのはプルゴギ。直訳すると焼き肉という漠然とした意味だが、韓国独特の料理。肉や野菜の味のしみ込んだ甘い汁をご飯にかけると美味しい。残念ながら、値段は忘れたが、日本円に換算すれば、お手軽価格だったことは間違いない。これで二人前だが、細々としたおかずが付いてくるのが韓国風。店員さんが肉を切ってくれる。ぐつぐつと煮立って美味しそう。事実、うまかった。翌日のマラソンに向けたカーボローディングもあり、ご飯をお代わり。汁をたっぷりかけて食べた。◇マラソン当日の朝は例によっておにぎり。前夜ホテル近くのコンビニで仕入れた。ところが、美味しくない、というよりはっきり言ってまずかった。ご飯がパサついているというか何というか。結局、二個食べるのが精いっぱいだった。おにぎりがダメならば、とピンチヒッターはカップ麺。実は味噌汁代わりにしようかと思い買っておいた。でも、おにぎり四個食べれば、お腹いっぱいになり、食べないで残しておいただろう。結果的には買っておいて良かった。薄味だったが、まあまあ食べられた。◇国際マラソン完走後は、地下鉄に約30分揺られてホテル近くに。過去も何度か通ったなじみの大衆食堂で遅い昼ご飯。韓国風うどんのククスが中心の店で、店名を直訳すれば「おばあちゃんのうどん」。食べたのはおでんククス。確か、7000ウオン(約700円)だった気がする。マラソンで疲れたお腹にもやさしかった。店の日本語メニューではククスをそうめんとしていた。確かに、細い。味も薄い。◇その日の夕食もこれまたなじみの食堂。食欲旺盛な軍隊で生まれたという寄せ鍋のプデチゲ(部隊鍋)を注文した。鍋にラーメンを入れるのが特徴。これで二人前だが、料金は忘れた。ネギ、ソーセージ、餅、エノキなどあれこれ混ぜて煮込む。おかずにしてご飯が沢山食べられる。◇最終日の三日目朝は、ホテル近くのカフェでマフィン。何となくマクドナルドの朝のような雰囲気。◇家人が食べたいというので、昼食は繁華街、明洞でアワビのお粥。確か、昨年のマラソン遠征で初めて訪ねた店。続いているか透かし不安だったが、ビルの3階に「粥」の看板を見つけてほっとした。2万ウオン(約2000円)の「特」。アワビたっぷりで、まろやかな味。美味しくいただきました。たぶん、また足を運ぶと思う。