高雄国際マラソンの開かれた2月17日は旧正月のさなか。
高雄では毎年、この時期に国際的にも有名な光のイベントが開かれる。
高雄ランタンフェスティバル、
言い換えるならばラブリバーランタンフェスティバル(愛河燈會)だ。

今年の会期は2月9~20日。
テーマは「全銀河」で、干支の猪にスポットを当てたそうだ。
舞台は高雄のシンボルともいえる大河の愛河(ラブリバー)。
岸の明かりに照らされた水面がきれいだった。

反対側の川岸もキラキラと輝く。
川の両岸を行き来する人々で橋の上は大混雑。川岸に並ぶランタンの間は人、人、人で渋滞。愛嬌たっぷりの猪くんたちが見る目を楽しませる。作品前の掲示を見ると、幼稚園児、小学生から高校生以上まで幅広い年齢層が出品している。手手の込んだ作品は年長者のものだろうか。
ランタンの明かりは優しく、温かい気がする。ハートの観覧車。ランタンで目を楽しませた後は、B級グルメの露店街を楽しめる。まるで、お祭り、花見、花火大会のようだ。店頭的な夜市の雰囲気を演出したという。日本でもおなじみの風景。当然のように「日式」も。でも、残念ながら、岩焼きは分からない。人形、おもちゃもある。小さな観覧車でも楽しそう。昔の遊園地はこんな雰囲気だったのだろうか。