2月18日(月)
高雄国際マラソンに出場した翌日、初めて台湾新幹線に乗った。
日本の新幹線の技術を導入したというだけに、車体やシステムは日本流が主体でなじみやすかった。

ネットでお借りした新幹線の路線図だ。
高雄にある左営駅から桃園国際空港最寄りの桃園駅までを乗る。

所用時間は1時間36分。
奮発してグリーン車に相当するビジネス(商務)席を取った。
前売りで1980台湾ドル(約7000円)。日本に比べると割安な気がする。
日本であらかじめネット予約し、左営駅のカウンターで発券した。
当日はまず、高雄の地下鉄で左営駅へ。地下鉄駅の改札を出ると、すぐ新幹線用の新しい佐営駅への連絡口が現れた。大きくて立派な駅構内に切符売り場があった。当日券の購入も予約済みの発券も扱う。コンピューターでてきぱきと処理してくれる。日本の窓口と同じ気分。しばらく周辺観光に出かけるため、コインロッカーを利用。ロッカー案内で日本語表示を選択すれば、スムーズに使えた。コンコースは天井が高く、列車の電光板掲示がよく目立つ。改札口は左手。コンコースの駅弁売り場で写真のポークカツ弁当を買った。100台湾ドル(約400円)と割安。家人は別の売り場で購入。改札口は自動改札機に切符を差し込んで通る。日本と同じだ。コンコースは二階か三階にあるので、ホームにはエスカレーターで下る。桃園は北の方角なので、「北上」なのだろう。英語表示と見比べると、「月台」がプラットホームの意味だろう。つまり、北方面行のプラットホームという表示。丸みを帯びた車体は日本の新幹線とうり二つ。折り返し車両が到着すると、すかさずお掃除隊が乗り込む。日本流そのままだ。ただ、見ていると手際良さは日本にはかなわないように思えた。先入観のせいかもしれないが…。普通車の席。こちらでも片側三席。私が乗車したビジネス席。サービス、売店で日本と同様のワゴンが来た。無料サービスのコーヒーとスナック。日本では経験が無い。落ち着いたところで弁当を開く。ボリュームたっぷり。数年前、台北マラソンの時に同じような弁当をレース後に貰った記憶がある。ポークカツ弁当は台湾の定番なのかもしれない。桃園駅で降りると、空港に向かう地下鉄の連絡口がすぐに見つかった。新幹線⇔桃園国際空港のアクセスが十分配慮されている。