
砕氷船の流氷観光を終えた後、残雪の街を歩くこと約10分。

海辺の広場で開かれている「流氷まつり」の会場に着いた。
既に54回目となる恒例ベントの様だ。

氷や雪で作った像が飾られている。
札幌雪祭りと同じ様なイベントだった。

恥ずかしながら、まだ観たことは無いが、世間では人気者の様だ。

こちらは知っている。

北海道、沖縄など国境に近い地域に行くと、
自衛隊の存在感が目立つ、そして自然に思える。

跡取り息子らの青年会議所が実施する
恒例アトラクションのようだった。
景品(見本?)が氷柱の中に埋まっている。
後方の中央はテレビゲーム機。現金1万円という商品もあった。

イベントには屋台が付き物。
おおさか焼きなんてあったかな~?

北の海らしくホタテステーキ。
こんな大きなホタテあったかな~?

一個300円。まずまずの味。
◇

網走は、揚げ物の原料になる冷凍すり身の発祥の地だという。
そうかもしれない。

揚げたての天ぷら。
文句なしに美味かった。
400円。
◇

「流氷だんご」という文字に引かれて近づくと、
お母さんたちが何かを焼いていた。
でも、丸くない。
だんごは丸いはずだけど……。

流氷だんごの正体は、でんぷんの中に金時豆を入れて焼いたもの。
ゼリーのようにぷるんぷるんしていて、味は淡白。
金時豆をかむと、ほのかに甘い。
お母さんたちが子供の頃は、「でんぷんだんご」と呼んでいたそうだ。
流氷のように形なので、いつからか流氷だんごと呼ぶようになったそうだ。
四角いのにだんごというのは納得できないが、まあいいだろう。
一個120円。
子供たちのおやつとして根付いたものだろう。