2月9~11日の三日間、流氷を見に網走に出かけた。
網走は15年秋のオホーツク網走マラソン以来二回目だが、冬は初めて。
天候にも恵まれて、初めて生の流氷を眺めることができた。
まずは、旅の目的砕氷船からの流氷見物。

約一カ月前に電話予約した時の予約番号を言って、チケットを購入した。
大人一人3300円とそれなりの値段。
チケットは11時からのコースだった。
流氷シーズンのピークとあって、運行予定は一日5便だった。

しばらくすると、観光を終えたおーろらが戻ってきた。
船から乗船客が次から次へと降りてきた。
満員だったのだろう。空っぽになるまで10分以上かかった気がする。
ちなみに、おーろらの定員は400人。

展望デッキがさっそく埋まる。10時半ごろには11時の部の乗船開始。

後部デッキも埋まる。
しばらくすると、「2号」も帰港し、こちらからも大量の乗船客が降りてきた。
観光シーズンピークで2隻運行。
お客で満員になったためか、私の乗った船は定刻の11時より10分早く出航。

出発してすぐ、海上の薄い氷が見えてきた。
まるで氷をスライスして進んでいる感じ。

かき分けて氷を置き去りにして沖に向かう。

遠くに見えるのは知床の山々。
氷の大地が終わりなく続いているように見える。

さらに進むと、氷がより厚く、白く変わってきた。
まさに氷を砕きながら進む砕氷らしくなってきた。

石か何か固いものを投げつけてみたくなった。
割れるだろうか?
はね返されるだろうか?

後部デッキからは手が届きそうな近さ。

ここにも氷の大地が広がっていた。
奥はやはり知床の山々。

おーろらが通り過ぎた後もすぐに流氷で埋まる。
遠くに見えるのは網走の海岸線。

帰港する途中、お気に向かう「2号」が見えた。
結構速いスピードで走っていた。
こちらのおーろらも速かったのだろう。

遊覧時間は1時間5分だった。
おーろら君、お疲れさまでした。