1月27日の第17回石垣島マラソン。
15年の第13回以来、四年ぶりの出場だった。
私の出場したフルは、
市街地、海岸線、田園地帯と回る変化十分なコース。
高低差はほどほどだった。
涼しい気候と温かいおもてなしで気持ちよく走った。
ただ、4年前に感動したコースが無くなっていた。
残念だった。

スタートは石垣市の中央運動公園入口。
島の南部を回り、公園の陸上競技場にゴールする。
フルのエントリーは約1600人。
24km、10kmも合わせると約5000人。
フルと24kmは午前9時スタートで途中まで一緒だ。
写真の奥に見えるのがスタートゲート。

大会翌日の地元紙に掲載されたスタート風景。
実は私も写っているのでお借りしました。

大会プログラムからお借りしたコース図。

まずは市街地を通過。
道の両側には商店、事務所、住宅などが続く。

石垣島はプロ野球、ロッテのキャンプ地。
中心部には「ロッテ・マリーンズ」の旗がなびく。
今年も2月1日からキャンプが始まる。

第一給水所を過ぎた5kmほどの地点から海岸線。
あいにくの曇り空だったが、やはり海は綺麗。
気温は16~19度ぐらいだったが、風が冷たく感じた。
地元の人にはとっては、寒い日だった。
でも、大阪人が走るには好条件だった。

沖縄の海は広く明るい感じがして楽しい。

海岸線の先を行くランナーを追いながら走る。

眺めのいい海岸線のコースも15km地点で終了。
内陸部に向かって坂道を上る。

16~17kmあたりで24kmの部とはお別れ。
さらに内陸部に進む。

製糖工場から作業音が響いていた。

小学と中学の合同学校がエイドに。
確か4年前も同じだった。

山間の中山間地域を走る。
目に入るのは遠くの山、近くの畑、林、原野ばかり。

パイン、マンゴーの産地でもある。
「日本パイン発祥の地」という看板も見かけた。

人より背が高くなるまで生長したサトウキビ。
そろそろ収穫期だろう。

フルの給水エイドはコース上に13カ所程度。
必ずバナナ、ミカンなど果物もあった。
コーラのあるエイドも多かった。うれしかった。

コース図にもあるように、
25~30km地点で空港近くを通り海辺に降りる。
4年前の記憶では、
正面に見える海に向かいまっ直ぐ駆け下りた。
ところが、今回は蛇行しながら下る坂道だった。
下った後は海辺でも海の見えない並木道。
その後は再び市街地に入った。
「海」を楽しむ場面が減った。
タイム面ではプラスだが、「らしさ」が薄れ残念な気もした。

運動公園に戻ると陸上競技場のトラックを一周。
この一周が「延長戦」のようで精神的には辛い。
でも、必死には足を運んだ。
地元の少年少女たちもゴール前で声援してくれた。

曇り空の下、ゴールイン。
タイムは前回に比べると30分以上短縮できた。
涼しい気候などの好条件に加え、
コンディションも良かったのだろう。
自分の成長もあったと信じたい。
地元タクシー運転手さんによると、
海辺に駆け下るコースの変更で、
アップ&ダウンが多少緩和されたらしい。
◇ ◇
いずれにしろ、地元の人たちの温かい応援を今回も感じました。
石垣島の皆さん、ありがとうございました。